【第7回】ダマシを克服する「損切り」と「再エントリー」の技術 では、予測が外れた際の撤退ルールと、リベンジの考え方を解説しました。
上場来高値(ATH)を更新する銘柄は毎日何十本も出てきます。その中から実際に大きく上昇する可能性がある「大化け候補」を見つけるためには、いくつかの絞り込み視点が必要です。
本記事では、当ブログの上場来高値リストを使った3つの主要なスクリーニング手法を解説します。
出来高の「爆発力」をチェックする
リまず確認すべき指標は「出来高25日平均比」で、注目水準は2倍以上です。
理由として、高値更新時に出来高が通常の数倍に膨らむことは、大口投資家による新規買いの証拠だからです。逆に出来高の増加がない更新は「ダマシ」に終わるリスクが高くなります。
出来高の詳しい読み方は第4回で扱っています。
「間近一覧」こそがお宝の山
当ブログの「上場来高値間近一覧」(高値から5%以内かつ3ヶ月以上更新なし)は、翌日以降の主役候補が眠っているリストです。
長期間高値を抜けずにいた銘柄には「エネルギーが溜まっている」状態にあり、数ヶ月の沈黙を破ってブレイクする際は非常に強い上昇トレンドになりやすいのが特徴です。
ウォッチリストに入れて、ブレイクの瞬間を待つ運用が効率的です。
指標(PER/PBR)で買い手の正体を探る
PER・PBR・時価総額から、上昇の「性質」を判断できます。
- 低PER・低PBRの銘柄:放置されていた割安株が見直されるサイン。長く安定したトレンドになりやすい
- 時価総額が小さい銘柄:個人投資家資金が集中し、短期間で数倍に化ける可能性がある
当ブログのリストにはATR・ベース乖離率・ボラ比率・出来高25日平均比に加え、PER・PBRも掲載しているため、銘柄の性質を一目で把握できます。
【プラスα】さらに精度を高める深掘りポイント
候補を絞った後、以下の確認を推奨します。
材料の裏付け
株探などで好決算やテーマ性(半導体・国策など)を確認します。出来高急増の背景に明確な材料があるかどうかで、上昇の持続性が変わります。
信用倍率の確認
1〜3倍程度が健全な水準です。10倍を超える場合は上値での売り圧力(信用買い残の利確売り)に注意が必要です。
まとめ
こ実践的なルーティンとしては、以下の3ステップが基本になります。
- 出来高25日平均比が高い銘柄を優先的に確認
- 間近一覧から数ヶ月ぶりのブレイク銘柄を探索
- チャート確認と損切りラインの設定
毎日5分続けるだけで投資の精度は劇的に上がります。
[→ 最新の上場来高値更新銘柄リストを見る]
[→ 最新の上場来高値更更新間近銘柄リストを見る]
本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任において行ってください。


