本日の相場概況
本日の上場来高値更新銘柄数は89銘柄でした。
中東情勢の不透明感が強まり、日本株は全面安の展開に。日経平均、TOPIXともに3%を超える大幅落となり、プライム市場の9割以上の銘柄が値下がりする厳しい一日でした。
短期的には荒い値動きが予想されますが、こうした逆風下でも新高値を更新する銘柄には、それだけの「強い理由」があります。選別眼がより一層問われる局面と言えるでしょう。
気になる上場来高値更新銘柄
今日のリストから、個人的に気になった3銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
santec Holdings(6777)
1月末の好決算を機に半年間のレンジを上放れ、わずか一ヶ月で株価倍増を演じたAIインフラ関連の本命株です。
ココに注目!:本日は地合いに押され高値から7%以上下落しましたが、依然として前日比では窓を開けた高い位置をキープ。急騰後の自律調整か、あるいはトレンドの転換か。明日以降、この荒いボラティリティの中で「押し目買い」が入るかどうかが、相場の継続性を占う試金石となりそうです。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
2月の月次売上高(既存店)が前年同月比で大幅プラスを維持しており、原材料高を価格改定で吸収できている「価格決定力の強さ」が改めて評価されたことを背景に、2024年の高値を軽々と抜き去り、独歩高の様相を呈しています。
ココに注目!: 全面安の地合いをものともせず、5日線に沿った綺麗なバンドウォークを継続中。割安感はありませんが、不透明な相場環境における「ディフェンシブ銘柄」としての安心感が、資金の逃避先(セーフヘイブン)となっているようです。
JX金属(5016)
朝方に41回目の52週高値をつけたものの、その後は全体地合いの悪化に呑み込まれ、高値から10%以上も下落する波乱の展開となりました。
ココに注目!: santecや三井E&S、JMACSなど、ここしばらく高値を付けていた「人気株」が一斉に利益確定売りに押されています。トレンドが一旦終了するのか、再びパワーを溜める正念場なのか。2/12に開けた窓付近までの調整も視野に入れつつ、慎重に動向を見守る必要があります。
気になる上場来高値間近銘柄
今日のリストから、個人的に気になった1銘柄をピックアップしました。
本日は寄り付き後の勢いが持続せず、全体地合いの悪化とともに沈んでしまう銘柄がほとんどでした。新高値を伺う位置まで買い進まれたものの、上場来高値を更新した銘柄を含めて大半が最終的には売りの洗礼を受けてしまいました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
日本タングステン(6998)
前場に大きく買われ、一時は2006年につけた上場来高値である2,585円まであと50円のところまで肉薄しました。ただ、その後は全体地合いの悪化に抗いきれず上げ幅を縮小。終値では前日比プラスを維持したものの、長い上髭を残す形となりました。
ココに注目!:昨日から窓を開けて上昇したものの、この長い上髭と全体地合いの冷え込みを考えると、このまま勢いで上場来高値を突き抜けていくのは難しいかもしれません。まずは現在の2,000円台前半で、しっかりと値固めができるかどうかが再発進への鍵となりそうです。


