本日の相場概況
本日の上場来高値更新銘柄数は12銘柄でした。
落ち着きを見せない原油価格(WTI原油先物が90ドル台で推移)が重石となり、日経平均は反落。一時1,200円超の下げを見せる場面もあり、上値の重さが目立ちます。目先は一目均衡表の「雲の上限」や75日移動平均線をサポートとして維持できるか、そして明日のメジャーSQを無事通過できるかが焦点となります。
グロース市場は日経以上の下げ幅を記録しました。一昨日からの窓を残したままの急落は「アイランドリバーサル」のような形状となり、短期的には803pt奪還よりも、調整を意識すべき局面かもしれません。
気になる上場来高値更新銘柄
今日のリストから、個人的に気になった3銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
大塚ホールディングス(4578)
昨日、米系大手証券が目標株価を15,100円へ大幅に引き上げたことを好感し、窓を開けて上昇。本日もその余勢を駆って2/16の高値を突破し、上場来高値を更新しました。
ココに注目!:3/9の暴落を最速で全値戻しする力強さを見せています。直近で2つの窓を開けている点は注意が必要ですが、過熱感はまだ低く、ボリンジャーバンド+1σの上を這う「バンドウォーク」への発展を期待させる動きです。
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(6085)
一時は高値の半値付近まで急落していましたが、そこから猛烈なリバウンドを演じ、本日再びストップ高で上場来高値を更新。まさにボラティリティの塊となっています。
ココに注目!:指数の軟調を無視した独歩高ですが、25日線乖離率は+100%超と警戒域です。材料への期待感以上に投機資金の思惑が絡み合っており、上へも下へも「ナイアガラ」が起こりうる状態です。エントリーを検討する場合は、大やけどの覚悟も必要な局面です。
サンコール (5985)
もはや地合いなど関係ないと言わんばかりの連騰。5営業日連続で大商いとなっており、市場の注目を一手に集めています。
ココに注目!:本日もボリンジャーバンド+3σにタッチする勢い。+2σを大きく突き抜けての引けとなり、モメンタムは衰えていません。ここから追うのは勇気が要りますが、強力なトレンドを形成しているのは間違いありません。
気になる上場来高値間近銘柄
今日のリストから、個人的に気になった1銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
川崎汽船(9107)
中東で商船三井の船舶が攻撃され損傷したとのニュースを受けて一時3%超下落しましたが、下値ではしっかり買い戻されました。2月からの上昇トレンドは崩れておらず、2024年7月の高値を射程に捉えています。
ココに注目!:本日の押しで直近の小さい窓を埋め、需給を整理した格好です。ボリンジャーバンド+1σ付近をサポートにした堅調な歩みが続いています。有事の船賃高騰という思惑がある一方、情勢沈静化による反動リスクも内包しているため、中東ニュースとのセットで監視が必要な銘柄です。


