【ピックアップ!】2026年3月26日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は23銘柄でした。
昨夜の米国市場が堅調に推移した流れを引き継ぎ、本日の東京市場は買い先行で始まりました。しかし、前場終盤から徐々に上値が重くなると、後場も持ち直すことなく水準を切り下げる展開に。大引けにかけてはショートカバーと思われる買いが入り、前日比145円安の53,603円と、日中の下げ分をほぼ取り戻す形で取引を終えました。

テクニカル面では、1月5日を起点とする上昇トレンドが3月23日の急落で事実上終了し、現在は調整局面にあります。本日はボラティリティこそ高いものの、目立った材料に乏しく、週末に延期された中東和平協議を前にした様子見ムードが色濃い一日となりました。

今後の回復シナリオとしては、まず3月18日の直近高値55,239円を明確に上抜けることが「下げ止まり」の第一関門となります。さらに2月26日の高値59,332円を超えて初めてトレンド再開が確認できる見通しです。現在の戻りはあくまで自律反発の域を出ないとの見方も根強く、当面は神経質な展開が続くでしょう。

先週までは比較的調子のよかったグロース市場も厳しい状況です。米金利高止まりへの警戒感に加え、高バリュエーション銘柄への調整圧力が継続しています。グロース250指数は直近2月6日安値の694pが目前に迫っており、ここを割り込むと12月17日の安値641ptを試す展開も想定されます。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった3銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

リガク・ホールディングス(268A)

以前にも取り上げたことのある銘柄です。2月24日に初掲載、3月7日にフォロー掲載した際は「3日連続でボリンジャーバンド+3σを突き抜ける驚異的な強さ」を見せていました。その後は高値圏で長い上髭・陰線が出始めたタイミングで全体相場の悪化が重なり、最高値から一時20%以上の調整を強いられる苦しい展開に。しかし3月5日のリバウンドで息を吹き返し、じわじわと水準を切り上げて再び新高値圏へと戻ってきました。

ココに注目!:「調整→回復→新高値」という理想的なサイクルを刻んでおり、銘柄の「鮮度」と「地力」を感じさせます。ただし、2月19日付近(1,300円台)に開いた窓が未消化である点には注意が必要です。3月4日の安値1,629円を終値ベースで割り込むようなことがあれば、窓埋めを意識した長期調整のリスクが再燃するため、強気の中にも慎重さが求められます。

ニッコンホールディングス(9072)

昨日の窓開け急騰の勢いをそのまま引き継ぎ、本日も一段高。特段の新材料はないものの、始値4,500円から終値4,838円まで一気に値を飛ばし、上場来高値を鮮やかに更新しました。

ココに注目!:急騰の背景には、極端な売り長の状態があると考えられます。3月19日時点の信用倍率は約0.09倍。この圧倒的なショートポジションが株価上昇によって耐えきれなくなり、強制的な買い戻しがさらなる上昇を呼ぶ「踏み上げの連鎖」が起きています。売り長が解消されるまでは底堅い動きが予想されますが、踏み上げ相場特有の終わりの見えにくさには警戒が必要です。

滋賀銀行(8366)

第3四半期の経常利益が前年比51.5%増と、地銀の中でも突出した業績の伸びが光ります。今週の地合い回復に加え、明日の権利付き最終日を控えた配当取り(前期比40円増配の年間130円)と思われる動きが、株価を力強く牽引しました。

ココに注目!:ザラ場では強さを見せたものの、終値ベースでの高値更新には至らず、9,300円付近の厚い壁を意識する形となりました。明日の権利付き最終日を経て、大台の9,000円水準を維持できるかが焦点です。業績面での裏付けが十分なだけに、権利落ち後の押し目があれば、長期投資家からの注目度はさらに高まりそうです。

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった2銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

日油(4403)

3月24日に自己株式取得の終了を発表しましたが、2月の業績上方修正や増配など、継続的な株主還元姿勢が評価されています。本日の終値は3,194円と、高値更新まであと5.6%の位置につけています。

ココに注目!:明日の権利付き最終日に向けて、安定的な配当需要が支えとなりやすい局面です。上場来高値突破には、現在スクイーズしている25日線やボリンジャーバンドが上向くエネルギーが必要ですが、化学セクターという地味な存在ながらも着実な資金流入が続いています。

ブルボン(2208)

不安定な地合いで強みを発揮するディフェンシブ銘柄として、昨年末から綺麗な右肩上がりを継続。2018年の高値3,540円という大きな節目を目前に捉えています。

ココに注目!:本日はボリンジャーバンド+2σの手前で引ける強い形となりました。ただし、出来高が24,200株と非常に少ない点には注意が必要です。流動性が低いため、買い上がる際も売る際もインパクトが大きくなりやすく、上値追いには慎重な指値対応が求められます。

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