【ピックアップ!】2026年4月2日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は29銘柄でした。
昨夜の米国株上昇の流れを引き継ぎ、54,000円台の続伸でスタートした東京市場でしたが、日本時間午前10時からのトランプ大統領の演説を機に暗転しました。演説内で「今後2〜3週間はイランを激しく攻撃する」との強硬姿勢が示されると、停戦への期待が一気に剥落。一時500円超の上昇から急落に転じ、前日比1,276円安の52,463円と、昨日の大幅高を一日で帳消しにする衝撃的な結果となりました。

演説直後から原油先物が急騰し、WTI原油は105ドル超を記録。これを背景に銀行・製造業・半導体関連など景気敏感株を中心に売りが加速しました。トランプ大統領の発言一つで指数が1,700円幅(高安差)で乱高下するという、地政学リスクの恐ろしさが改めて浮き彫りになっています。

テクニカル面では、本日の高値が「25日移動平均線」にピタリと抑えられた点が象徴的です。その直上には13週線も控えており、25日線が強力なレジスタンス(上値抵抗線)として機能していることが確認されました。終値ベースでも月足6ヶ月線に頭を抑えられており、54,000円台のしこりを解消するには、さらなる日柄調整と決定的な好材料が必要になりそうです。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった2銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

ケーズホールディングス(8282)

2月の決算発表で一時大きく値を下げましたが悪材料出尽くしで値を戻し、その後の全体相場の急落局面もそれほど大きな下押しとはならず着実に値を回復してきました。本日は特段の個別材料はありませんが、ディフェンシブな内需小売という特性が買われ、3月2日に付けた上場来高値1,731円をわずか9円ではありますが上回り、更新となりました。

ココに注目!:3月以降の下落局面で25日線はスクイーズ(収束)状態にあり、本日はボリンジャーバンド+2σに跳ね返される形での高値更新となりました。過熱感は特にありませんが、バリュエーション面でも特段の割安感はなく、どこまで上値を追えるかは見極めが必要です。ただし、全体市場に悪材料が降ってくる局面でも底堅さを示してきた点は評価できます。25日線や雲の上限に近づくような押し目局面があれば、改めて注目したい銘柄です。

日本ハム(2282)

3月31日の記事で上場来高値更新間近として取り上げてからわずか2営業日で、ついに2017年以来となる歴史的な上場来高値更新を達成しました。指数が1,200円超下落する逆風下で、ボリンジャーバンド+2σを上回って引ける逆行高は、本銘柄への資金流入の強さを物語っています。

ココに注目!:昨年11月から続いた長いレンジ相場を、悪地合いで上放れた意味は極めて大きいです。これにより、これまでの抵抗帯が今後は強力なサポートラインへ転換(サポレジ転換)することが期待されます。食肉最大手という安定した事業基盤と、ディフェンシブ性が評価されており、25日線の追いつきを待ちながらの一段高を予感させるチャート形状です。

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった1銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

酉島製作所(6363)

中東の海水淡水化設備向けポンプに強みを持つという、今の相場テーマに合致した固有テーマが注目を集めています。ここ数営業日はボリンジャーバンド+2σを突き抜けるバンドウォークを継続しており、中東情勢の緊迫化が皮肉にも株価のガソリンとなっている状態です。

ココに注目!:25日線乖離率が18%を超えており、多少過熱感が出てきています。このまま25日線が追いつくのを待たず2024年につけた上場来高値(3,500円)を突破することがあれば、達成感からの利益確定売りが出やすいかもしれません。モメンタムは非常に強いですが、勢いづいての追っかけ買いはリスクが高く、短期決戦に徹するか、ボリンジャーバンド中央線付近までの押し目を待つのが賢明な判断と言えそうです。

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