【ピックアップ!】2026年4月7日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は31銘柄でした。
本日の東京市場は、上下ともに値動きの乏しい膠着した一日となりました。
テクニカル面ではいよいよ25日移動平均線が75日移動平均線を下回るデッドクロスが確定し、ローソク足も方向感のない十字線となっています。市場全体が、トランプ大統領が警告するイランへのインフラ攻撃期限(日本時間で明日)の行方を固唾を飲んで見守っている状態と言えるでしょう。一時的に25日線を上回る場面は本日もありましたが、高値・安値ともに昨日を切り下げる弱含みの展開で、終値はかろうじてプラスを維持するにとどまりました。

米国主要3指数も安値から切り返しの動きは見せているものの、下げ止まったと言い切れる状況にはなく、中東情勢次第ではさらなる下落余地を残しています。目先は明日のイラン攻撃期限と今週末のSQ通過を待って状況を見極める局面です。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった3銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

ALSOK(2331)

2018年以来、約8年間にわたって厚い壁となっていた1,304円を、本日ついに「静かに」突破しました。第3四半期の営業利益30.6%増という強力なファンダメンタルズに加え、緊迫する中東情勢が警備・セキュリティ需要の思惑を呼ぶ、皮肉な追い風も吹いています。

ココに注目!:出来高を伴わない「慎ましい更新」であり、エネルギーの噴出はまだこれからという印象です。現在はボリンジャーバンド+2σ付近での推移であり、まずは新高値圏での値固めが焦点。25日線が上向きに転じれば、地合いに左右されにくい独自のトレンドを形成する可能性が高く、中長期での期待値が高い一例です。

サンエー(2659)

2月24日に上場来高値間近銘柄として取り上げた後、本日の場中に700万株・150億円を上限とする大規模な自社株買いが発表されると、一気に相場が動意づきました。2015年7月につけた旧上場来高値3,260円を一瞬で突き抜けるという、材料相場というべき鮮烈な高値更新となりました。

ココに注目!:ボリンジャーバンド+3σを突破しており、短期的には相当な過熱感があります。しかし、強力な自社株買いは需給の下支えとして長期間機能するため、急落リスクは限定的でしょう。かつての抵抗帯であった3,260円付近まで押し戻される場面があれば、そこはレジサポ転換を確認する絶好のエントリーポイントになり得ます。

日本郵船(9101)

3月2日に上場来高値間近銘柄として取り上げ、翌日に上場来高値を更新しています。その後は海運株らしく最高値から一時10%近く急落する場面もありましたが、本日は中東情勢による船賃上昇思惑の継続と、4月1日引け後に公表されたみずほ証券による目標株価7,400円へのレーティングを足がかりに再浮上し、52週上場来高値11回目の更新を達成しました。

ココに注目!:25日線乖離率が+8.52%程度と、過熱感は現時点でそれほど強くありません。一方でニュースひとつで大きく乱高下する銘柄特性は健在であり、エントリーのタイミングには引き続き細心の注意が必要です。PBRは1倍割れの水準にあり、理論的な下値の硬さは担保されています。更新回数が示す需給の強さと、中東情勢という強烈なテーマ性が組み合わさっている間は、押し目買いの視点が有効でしょう。停戦合意が急転直下で成立した場合の反動下落リスクも念頭に置いておく必要があります。

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった1銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

吉野家ホールディングス(9861)

昨年8月に上場来高値3,585円(2023年11月)まであと90円という水準まで肉薄しながら、その後は権利落ちで急落。3,000〜3,200円台のレンジ相場を長らく続けていましたが、中東情勢が悪化してから一転してディフェンシブ銘柄として注目を集め、このレンジ上限を明確に突破してきています。外食・食品という生活必需品に近いセクターが、地政学リスク下での資金の逃避先として機能している形です。

ココに注目!:5日線とボリンジャーバンド+2σの間でバンドウォークを続けており、3月の波乱相場をむしろ追い風にして上昇してきている点が特筆されます。バリュエーション面では割高感があるものの、吉野家という圧倒的な知名度と全国規模の店舗網を持つディフェンシブ銘柄としての安心感が、機関投資家を含めた幅広い買い主体を引きつけているようです。

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