本日の相場概況
本日の上場来高値更新銘柄数は132銘柄となりました。
週明けの市場は、中東情勢の緊迫化を受けて下落からスタート。空運や旅行関連が先行き不安から大きく売られる一方で、地政学リスクが追い風となる防衛関連や石油資源関連には強い資金が流入しました。全体的には軟調な地合いながらも、特定のセクターが相場を牽引し、高値更新銘柄も100を超えるなど、文字通り「明暗」が鮮明に分かれた一日でした。
気になる上場来高値更新銘柄
今日のリストから、個人的に気になった3銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
ヨドコウ(5451)
決算の上方修正と増配発表を機に、株価は一気に火を吹きました。日足チャートでは昨年9月からの「カップウィズハンドル」を窓開けで上放れる非常に強い形です。
ココに注目!:大きく窓を開けてスタートした後、一時は利益確定売りに押されましたが、最終的には長い下髭をつけて引けました。この下髭は「押し目買い意欲の強さ」を示唆しています。このまま窓を埋めずに上昇気流に乗れるか、明日の寄り付きに注目です。
INPEX(1605)
原油高の直撃を受け急上昇。2月のレンジ上抜け後の調整(押し目)を経て、再び力強い上昇に転じています。
ココに注目!: 一時はボリンジャーバンド+3σに触れる場面もありましたが、終値では+2σ付近まで落ち着きました。一旦の窓埋めを経てパワーを溜め直すのか、あるいは+2σに沿った「バンドウォーク」を開始するのか。資源株特有のボラティリティを伴う正念場と言えそうです。
JMACS(5817)
先週の勢いそのままに、本日もストップ高。前場には一瞬前日終値を割り込む場面もありましたが、そこからの買い戻しは圧巻でした。
ココに注目!: まさに仕手化の様相を呈しており、非常に激しい値動きが続いています。出来高を伴った上昇は本物感がありますが、急落のリスクも比例して高まっています。先週以上に厳格なリスク管理が求められる局面です。
気になる上場来高値間近銘柄
今日のリストから、個人的に気になった2銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。
日本ギア工業(6356)
2/20にも取り上げた本銘柄。その際の高値から20%以上の調整を挟みましたが、本日再び上場来高値を射程圏内に捉えるまで急反発しました。大商いで上場来高値を狙う水準まで上げました。
その後は勢いを失い2/20高値から20%以上も下落していましたが、本日再び上場来高値を射程にとらえるまでの上昇です。
ココに注目!:一時は+3σ付近まで突き上げる猛烈な買いが入りました。終値では+2σを維持する水準まで戻しましたが、このリバウンドの強さは特筆ものです。明日以降、歴史的な高値を突破して「青天井」に突入できるかどうかが最大の焦点です。
日本郵船(9101)
中東情勢の悪化に伴う運賃上昇期待から、4%を超える大幅高。上場来高値(5,640円)まで、あとわずか「4円」というところまで迫りました。
ココに注目!:窓を開けずに長い下髭を伴って上昇し、ボリンジャーバンド+3σを超える水準で引けています。エネルギーは充填されており、明日以降、上場来高値更新なるか。海運セクター全体の命運を握る展開となりそうです。


