PR

【ピックアップ!】2026年8月6日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は60銘柄でした。
前日の大幅高から一転、日経平均は売られる展開となりました。65,896円で始まったあと下値を切り下げ、ザラ場では64,942円まで押されています。もっとも午後にかけては買い戻され、終値は617円安の65,683円。安値からは700円あまり戻して引けました。下落率は-0.93%です。前日の米国市場は方向がそろっていません。NYダウは+0.49%の54,349.12ドルと上昇した一方、S&P500は-0.17%の7,723.55、NASDAQ100は-0.83%の29,487.79と、ハイテク寄りの指数ほど売られています。東京市場でも値嵩のハイテク株が指数の重しとなりました。

ところが中身は指数と逆を向いています。TOPIXは9.68ポイント高の4,055.85と続伸しました。東証プライムの値上がりは1,130銘柄で全体の72.5%を占め、値下がりは401銘柄、値下がり率は25.8%にとどまります。日経平均が600円を超えて下げながら、実際には4銘柄のうち3銘柄近くが上昇していた計算です。5日は指数の大幅高に値上がり銘柄数がきちんと追随しましたが、本日はその関係がそっくり裏返りました。グロース250だけは2.49ポイント安の720.92と小幅に反落しています。

売買代金は9兆6,880億円で、前日の10兆9,236億円から1兆2,000億円あまり減りました。指数をまとめて売買する動きは細り、決算の出た銘柄へ資金が向かう流れが強まっています。

上場来高値を更新したのは60銘柄で、5日の38銘柄からさらに増えました。最多は銀行業の13銘柄です。めぶきフィナンシャルグループが+6.96%、秋田銀行が+6.26%、岩手銀行が+5.72%、山形銀行が+5.22%と地方銀行がそろって水準を切り上げ、七十七銀行、ほくほくフィナンシャルグループ、百十四銀行、東邦銀行、北洋銀行も名を連ねています。5日はおきなわフィナンシャルグループと百五銀行の2銘柄にとどまっていた銀行業が、本日は一気に膨らみました。次いで機械が10銘柄で、鶴見製作所が+6.92%、オークマが+4.55%、やまびこ、マックス、グローリーが並びました。卸売業も10銘柄で、7月31日から続く商社系の物色は途切れていません。電気機器は8銘柄、化学が5銘柄です。

規模の面では、時価総額20.74兆円のキーエンスが上場来高値を更新しながら-2.12%で引け、ヤマハ発動機は+3.71%、めぶきフィナンシャルグループは1.53兆円の時価総額で+6.96%と対照的でした。指数を押し下げたのは値嵩株、買われたのは地銀と機械・卸売という構図です。上昇率の上位には日本タングステンの+23.61%、東京インキの+19.19%、住友精化の+14.85%、アルコニックスの+12.03%が並び、いずれも決算や業績修正を手掛かりにした銘柄でした。もっとも全員が報われたわけではなく、PILLARは-6.11%、MIRAINIホールディングスは-2.14%と、高値をつけたあとに売られた銘柄も混じっています。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

アルコニックス(3036)

材料が途切れないまま、買いが二日続きました。前日の後場に通期の業績見通しと配当予想の引き上げが発表されてストップ高の買い気配で引け、取引終了後には子会社の新工場建設も開示されています。本日は3,225円で始まり、前場は3,180円まで押される場面もありましたが、後場に入って一段と水準を上げ、3,630円まで買われて上場来高値を更新しました。終値は3,540円、前日比+12.03%です。8月4日の終値2,659円からは、2営業日で900円近い上昇になります。出来高は25日平均の7倍を超えました。上場来高値の更新は3月3日以来、およそ5カ月ぶりです。

ここに注目!: ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前の4倍を超える広がりで、帯そのものの位置も5日前比で+3%台の切り上がりです。株価が飛んだだけでなく、価格帯ごと水準を上げています。25日平均の7倍を超える商いを伴った更新であり、一目均衡表も三役好転が成立したまま雲の上での更新です。上場来高値の更新はこの1年で9回を数え、高値圏での値動きには慣れがあります。安値も8月3日の2,533円を底に、2,645円、2,695円、3,180円と切り上がりが続いており、この三役好転と安値の切り上がりが保たれているかぎり、上昇の土台は有効とみられます。RSI14は86前後、25日線乖離率は+36%台で、株価は3,320円付近の+3σをさらに上回って引けました。数字は極端ですが、帯の位置が切り下がりに転じる、押し安値を切り下げる、更新に商いが伴わなくなるといった崩れの兆しは本日時点で見当たりません。一方で移動平均線の並びは混在で、75日線は2,520円付近と200日線をなお下回ったままです。長期のトレンド転換という点では、まだ確認しきれていない段階にあります。下値で意識されるのは3,080〜3,160円のゾーンです。ボリンジャーバンドの+2σと、前日に買い気配のまま引けた3,160円という水準が重なります。ここを終値で割り込むようだと、上方修正を織り込む動きはいったん途切れたことになります。さらに下、25日線の2,600円付近は現値から2割以上離れており、そこまで下げる場合は上昇の流れそのものを見直す水準です。信用は貸借倍率が11倍台と買残に大きく偏っており、買残は出来高25日平均の3日分弱。上値では戻り売りが出やすい構造が残ります。

住友精化(4008)

前場は1,286円までの小動きで、値動きらしい値動きはありませんでした。空気が変わったのは午後です。第1四半期決算とあわせて、配当方針の変更と増配、2045年に向けた長期ビジョン、新しい中期経営計画の骨子が一度に開示されると、株価は一気に買い上げられ、1,530円まで駆け上がって上場来高値を更新しました。利益の見通しそのものは力強さを欠く内容でしたが、市場が反応したのは還元方針の転換のほうです。ただし引けにかけては上値を追いきれず、終値は1,446円で前日比+14.85%。高値からは80円あまり押しての大陽線でした。この終値は、3月2日につけた前回の上場来高値をわずかに下回る水準でもあります。出来高は25日平均の5倍を超えました。

ここに注目!: 5倍を超える商いと、±1σ幅の1.5倍への拡大が本日の勢いを支えていますが、帯の位置は5日前比でほぼ動いていません。価格だけが一日で飛び出し、価格帯そのものの切り上がりはこれからという段階です。移動平均線の並びも混在で、5日線は1,276円付近と25日線をわずかに下回ったまま。一目均衡表は転換線と基準線が1,362円付近で並び、三役好転はまだ成立していません。上場来高値の更新もこの1年で3回にとどまり、何十回と塗り替えてきた常連とは意味が違います。土台という点では、上昇はまだ若い段階にあります。もっとも安値は8月3日の1,199円を底に、1,215円、1,240円、1,251円と切り上がりを続けており、この切り上がりが途切れないことが継続の第一の観測点です。次に見たいのは、5日線が25日線を明確に上抜けて帯の位置が切り上がりに転じるかどうかで、ここが変われば腰の据わった上昇への移行が期待できます。日々の確認点としては、終値で1,390円付近の+2σを保てるかが目安になります。RSI14は71前後、25日線乖離率も+12%台と、急騰銘柄のような張り詰め方ではなく、平均値幅率も3%台に収まっています。一段深い水準としては、25日線と急騰前の株価水準が重なる1,280円付近です。現値からは1割以上下に位置し、ここを終値で割り込むようなら、還元方針の見直しを手掛かりにした買いは一巡したと見る場面になります。

東京インキ(4635)

普段の出来高が5万株に届くかどうかという銘柄に、二日続けて資金が集中しました。前日は業績予想と配当計画の引き上げに自社株買いが重なって発表され、ストップ高の買い気配で引けています。本日は前日終値から11%を超える窓を開けて寄り付き、前場のうちに2,070円まで買われて上場来高値を更新しました。ただし上値を買えたのはそこまでで、後場の高値は2,019円。終値は1,994円、前日比+19.19%です。8月4日の終値1,373円からは、2営業日で4割を超える上昇になります。出来高は25日平均の10倍を超えました。

ここに注目!: ±1σ幅は5日前の4.5倍へ拡大し、帯の位置も5日前比で+3%台の切り上がりです。株価は1,820円付近の+3σをさらに大きく上回って引けており、上昇の速度そのものは本日も落ちていません。一目均衡表は三役好転が成立し、雲の上での更新でもあります。上場来高値の更新はこの1年で22回に達する常連ですが、直近の更新は2月13日で、そこから半年近く間が空きました。空白を経ての再更新である点は押さえておきたいところです。継続を測る観測点は、三役好転と帯の切り上がりが続くこと、そして終値で+3σの1,820円付近を維持できるかどうかになります。一方で本日の高値は前場につけたもので、後場はそこまで戻せませんでした。上値で売りが出た事実そのものは、勢いの持続を見るうえで注意しておく材料です。2,070円という水準も、いったん跳ね返された価格として当面の抵抗になります。RSI14は88前後と数字は際立ちますが、帯の位置が切り上がり、安値も切り上がっているあいだは、この水準だけで腰折れを見込む段階ではありません。むしろ気をつけたいのは流動性のほうです。平常時の商いが数万株規模の銘柄で、資金が引いたときの下げも速くなりやすく、板の薄さによる振れの大きさは前提に置いておく必要があります。下値の目安は本日開けた窓の下限にあたる1,673円で、ここまで戻せば窓埋めは完了です。現値からは16%ほど下に位置しており、それだけの下げは短期の押しではなく、二日間の上昇そのものの巻き戻しにあたります。

信用取引は格安手数料の楽天証券
松井証券の魅力、まずはお試しください。

日々のリスト更新の励みになります!応援ポチッとお願いします

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

東レ(3402)

時価総額1.9兆円の大型株が、一日で+9.34%動きました。後場は1,155円まで下押しする場面を挟みましたが、第1四半期決算と上期見通しの引き上げが伝わると買いが優勢となり、1,306円まで上値を伸ばして高値圏で引けています。終値は1,299.5円。自動車向けの需要回復と価格転嫁が利益を押し上げた内容で、大幅な増益と上期計画の引き上げが同時に評価されました。出来高は25日平均の3倍を超えています。上場来高値1,354円までは、4%程度の距離まで近づいてきました。

ここに注目!: この銘柄の強みは、線の並びが整っていることです。5日線、25日線、75日線、200日線がきれいに上から順に並ぶパーフェクトオーダーで、大型株がこの形を保ったまま急伸してきました。±1σ幅は5日前の2倍へ広がり、帯の位置も切り上がりを続けています。株価は1,260円付近の+3σを上回って引けており、25日平均の3倍を超える商いも伴いました。この並びと帯の切り上がりが崩れないかぎり、上昇基調は有効とみてよさそうです。もっとも一目均衡表は転換線と基準線が1,205円付近で同じ水準に並び、三役好転はまだ成立していません。線の並びが先行し、一目均衡表の確認は後追いという状態にあります。本日の値動きで見ておきたいのは、後場につけた安値1,155円です。この水準は25日線の1,165円付近、そして雲の上端とほぼ重なります。1,150〜1,165円のゾーンまで実際に売られ、そこから切り返して高値圏まで戻したという事実は、支持帯として機能した裏づけになります。今後もこのゾーンで下げ止まるかどうかが目先の見どころで、終値で明確に割り込むようだと、決算を評価した買いは仕切り直しとなります。日々の確認点としては、終値で1,230円付近の+2σを保てるかが目安です。RSI14は71前後、25日線乖離率は+11%台、平均値幅率も2%台と、数字の面では過熱の色は濃くありません。信用買残は出来高25日平均の0.4日分と極めて軽く、貸借倍率は5倍台ですが、回転の速さから需給が上値の重しになる状態ではありません。

荒川化学工業(4968)

前日の引け際に第1四半期決算が伝わり、上期計画を上回るペースの大幅増益が好感されてストップ高に張り付きました。本日はその流れを引き継いで2,537円と大きく窓を開けて始まり、前場のうちに2,673円まで買われています。終値では上場来高値2,788円までなお14%程度の距離が残りますが、ザラ場では4%あまりに迫る場面もありました。ただし上値を買う動きは前場で途切れ、後場は水準を切り下げて2,431円まで押し戻されています。終値は2,440円で、始値を100円近く下回りました。上ヒゲが実体を上回って伸びた陰線で、前日比は+4.41%です。8月4日の終値1,937円からは、2営業日で500円を超える上昇になります。出来高は25日平均の3倍を超えました。

ここに注目!: 中期の上昇そのものは強い部類です。75日線乖離率は+39%台、200日線乖離率は+70%台に達し、安値も8月3日の1,762円を底に、1,814円、2,010円、2,431円と4営業日続けて切り上がっています。この安値の切り上がりが途切れないことが、上昇の流れが生きているかどうかの第一の目安になります。ただし本日の値動きには気になる点がありました。25日平均の3倍を超える商いを伴いながら、高値から230円あまり押して安値近辺で引けており、上値では短期資金の利益確定売りが出ています。株価は2,480円付近の+2σを一度上回りましたが、終値では下回り、+1σから+2σの帯域へ戻しました。ボリンジャーバンドの帯そのものも±1σ幅・位置ともに横ばいで、二日間の急騰にもかかわらず価格帯の切り上がりはまだ始まっていません。移動平均線の並びは混在で、5日線は2,070円付近と25日線をわずかに下回ったまま。一目均衡表も三役好転は成立していません。上場来高値の更新はこの1年で一度もなく、上値の重さを跳ね返した実績はこれから積み上がる段階にあります。継続を確認するうえでの観測点は、終値で2,480円付近の+2σを取り戻せるかどうかです。下値では2,280〜2,340円のゾーンが目安になります。本日開けた窓の下限とボリンジャーバンドの+1σが重なる価格帯で、ここまで戻せば窓埋めは完了です。終値で割り込むようだと、決算をきっかけにした上げは一巡したと見る場面になります。さらに下、25日線の2,080円付近は現値から15%ほど離れており、そこまで下げる場合は上昇の流れ自体の見直しが必要になる水準です。加えて平均値幅率が6%台と高く、日々の値幅が大きい状態はしばらく続きそうです。想定した水準を一気に飛び越える動きも起こりやすい銘柄である点は、前提に置いておきたいところです。信用買残は出来高25日平均の1日分に満たず、貸借倍率も5倍弱で、需給面に目立った歪みはありません。

個別投資をプロに任せる!投資信託で資産形成 ひふみ投信【PR】
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢 安心の三井物産グループ運営【PR】

タイトルとURLをコピーしました