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楽天証券の口座開設と新高値投資での活用法|iSPEEDとスーパースクリーナーを解説

証券会社・ツール

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楽天証券は国内大手ネット証券のひとつで、充実したアプリ・ツール群と楽天グループとの連携が特徴です。筆者はサブ口座として保有しており、iSPEED・スーパースクリーナー・MarketSpeed IIの使い勝手から新高値投資での活用ポイントを整理します。

一方で、後述のとおり上場来高値そのものをスクリーニング条件に指定できないなど、新高値投資では主役というより補助的に使う場面が多いのも事実です。メリットだけでなく注意点も率直にまとめます。


楽天証券の概要

項目内容
口座数1,400万口座超(2026年4月時点・最新は公式サイト参照)
売買手数料現物・信用ともに0円(ゼロコース。適用にはコース設定が必要・2026年5月時点・最新は公式参照)
スクリーニングスーパースクリーナー(詳細検索項目を最大10項目追加可・条件保存は最大6件)
NISA対応新NISA(成長投資枠・積立投資枠)対応
PC専用ツールMarketSpeed II(無料)
スマートフォンアプリiSPEED

楽天証券の強みは、スマートフォンアプリ「iSPEED」の操作性と、PC版の「MarketSpeed II」・「スーパースクリーナー」の組み合わせによる分析環境にあります。


他社ネット証券との比較

新高値投資で使う主要機能を、筆者のメイン口座であるSBI証券・松井証券と比べて整理しました(2026年時点)。

比較項目楽天証券SBI証券松井証券
選べる条件項目の数詳細項目まで含め多数100超と豊富多数+おまかせスクリーニング
同時に設定できる条件数最大10項目最大10項目複数条件を組み合わせ可
条件の保存数最大6件最大6件おまかせスクリーニング搭載
スクリーニングの利用環境Web・iSPEED・マーケットスピードⅡWeb・HYPER SBI 2・株アプリWeb(絞込検索・マーケットラボ)
国内株売買手数料0円(楽天ゼロコース・要コース設定)0円(電子交付設定要)1日50万円以下無料
高機能ツール(PC)マーケットスピードⅡ(無料)HYPER SBI 2(無料・Win/Mac対応)マーケットラボ(無料)
米国株対応◎(iSPEED米国株対応)◎(米国株アプリ別途)

手数料はいずれも実質的に無料水準で大きな差はありません。スクリーニングの実力も楽天証券とSBI証券でほぼ同等で、新高値投資で使う機能面の優劣はほとんど付かないのが正直なところです。両者の実質的な違いは、次の2点に絞られます。

1つは経済圏の好みです。楽天ポイント・楽天銀行で固める楽天経済圏か、Vポイント・Ponta・dポイントなどから選べて特定の経済圏に縛られないSBI証券か、という点です。もう1つはIPO(新規上場株)で、取扱数や主幹事を務める頻度ではSBI証券に分があります。普段から楽天のサービスを使っているなら、楽天証券は自然な選択肢になるでしょう。

なお松井証券は、1日50万円以下の売買手数料無料という定額の手軽さが持ち味です。各社の詳しい立ち位置は5社比較記事でも整理しています。

【関連】SBI証券の口座開設と新高値投資での活用法


新高値投資での活用:スーパースクリーナー

スーパースクリーナーは楽天証券のウェブサイト・MarketSpeed II・iSPEEDで利用できるスクリーニングツールです。

使える主な条件

カテゴリ条件例
テクニカル指標RSI・ストキャスティクス・ボリンジャーバンド・MACD
株価パフォーマンス移動平均乖離率など
財務指標PER・PBR・配当利回り・時価総額
コンセンサスアナリスト予想レーティング・目標株価

詳細検索項目は最大10個まで追加でき、作成した条件は最大6件まで保存できます(2026年6月時点。最新は公式サイトを参照)。テクニカル・財務・コンセンサスを組み合わせて、ある程度細かく条件を設定できます。

上場来高値そのものを指定できる条件はありません。当ブログの上場来高値リストで候補銘柄を確認したうえで、スーパースクリーナーで業績バリュエーション(PER・PBR)やテクニカル条件を加えて絞り込むという補助ツールとしての使い方が現実的です。

【関連】当ブログの上場来高値銘柄リスト


新高値投資での活用:iSPEEDアプリ

iSPEEDは楽天証券のスマートフォンアプリで、国内ネット証券のアプリの中でも操作性が高いと評価されています。

チャート機能

  • 移動平均線・出来高・ボリンジャーバンド・MACDなど多数のインジケーターに対応
  • ローソク足の表示期間を日足・週足・月足で切り替え可能
  • チャートを横画面にすると拡大表示できる

移動中に新高値更新銘柄のチャートを確認する用途に使いやすい設計です。上場来高値付近での動きを外出先でも手軽にチェックできます。

iSPEEDでのチャート操作の流れ

筆者がiSPEEDで個別銘柄を確認する手順は以下のとおりです。

  1. 銘柄検索:画面下のメニューから「個別銘柄」を選択し、証券コードを入力
  2. チャート画面に切替:銘柄ページ上部の「チャート」タブをタップ
  3. 足の切替:左上のメニューから日足・週足・月足を切り替える(新高値投資では日足→週足→月足の順で確認)
  4. テクニカル指標の追加:右上の「指標」から移動平均線・ボリンジャーバンド等を追加
  5. 横画面表示:スマホを横にすると拡大表示。乖離率の確認に便利

特に「週足ベース→日足でブレイクアウト確認」という流れがスマホ画面でもストレスなくできる点が、iSPEEDの強みです。

注文機能

逆指値注文に対応しており、エントリーと同時に損切りラインを設定できます。さらに「リンク注文(IFD-OCO/IFO注文)」を使えば、新規約定後に利食いと損切りの決済注文を同時にセットでき、エントリー後の出口管理を自動化しやすい環境です(注文名称・対応状況は公式サイトで最新をご確認ください)。

iSPEEDからの逆指値注文の基本的な手順は以下のとおりです。

  1. 銘柄画面の「注文」をタップ
  2. 注文区分を「逆指値」に変更
  3. トリガー価格(このラインを下回ったら発注)を入力
  4. 注文価格(成行 or 指値)を選択
  5. 注文を確認・発注

エントリーと同時にこの操作を行うことで、感情に左右されない損切りを実現できます。

【関連】リスク管理とポジションサイジング


MarketSpeed IIのチャート分析

PC版のMarketSpeed IIでは、より詳細なチャート分析が可能です。複数の銘柄を並べて表示したり、インジケーターを重ねて表示したりと、デスクトップでの精査に向いています。

MarketSpeed IIは楽天証券の口座があれば無料で利用できます。

完全リアルタイムの自動更新機能 楽天証券のマーケットスピード

新高値投資での実用的な使い方

筆者がMarketSpeed IIで使っている主な機能は以下のとおりです。

マルチチャート
複数のチャートを1画面に並べて表示できます。日経平均・東証グロース指数・保有銘柄など、複数のチャートを同時に監視する用途に向いています。

アラート機能
銘柄ごとに価格アラートを設定できます。上場来高値のラインや損切りラインを事前に登録しておくと、市場時間中にトリガーされた瞬間に通知が来ます。

ランキング画面
値上がり率・出来高ランキングがリアルタイム更新されます。「ザラ場で出来高が急増している銘柄」を素早く把握する用途に使えます。

注意点:MarketSpeed IIはWindows専用のため、Macユーザーは使えません。Mac環境では「MARKETSPEED for Mac」もありますが機能差があります。

ベースの形状確認や細かいテクニカル分析にはTradingViewとの併用が効率的です。

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【関連】TradingView活用ガイド


楽天経済圏との連携

前述のとおり、機能や手数料だけを見れば楽天証券とSBI証券の差はわずかです。だからこそ、楽天証券をあえて選ぶ最大の理由になりやすいのが、この楽天経済圏との連携です。普段から楽天のサービスを使っているほど、メリットが積み上がります。

楽天ポイント投資

楽天ポイントを使って投資信託を購入できます。日本株の新高値投資に直接使えるわけではありませんが、楽天カードや楽天市場でのポイントを運用に回す使い方は楽天経済圏ユーザーに向いています。

マネーブリッジ(楽天銀行連携)

楽天証券と楽天銀行の口座を連携(マネーブリッジ)すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます(条件あり・金利は変動)。証券口座と銀行口座の資金移動がスムーズになる点も実用的です。


口座開設の流れ

  1. 公式サイトから申し込み:本人確認書類を準備(マイナンバーカードまたは運転免許証)
  2. 本人確認:スマートフォン撮影またはハガキ郵送で完了
  3. 初期設定:NISA口座・特定口座の設定
  4. 入金:楽天銀行または各銀行から即時入金可能

楽天証券は現物だけでなく信用取引も手数料0円(ゼロコース。適用にはコース設定が必要)で取引でき、売買回数が増えてもコストが利益を削りにくいのは新高値投資との相性が良い点です。手数料コースや適用条件の詳細は、以下から確認できます。

信用取引は格安手数料の楽天証券


まとめ

  • iSPEEDアプリの操作性と、スーパースクリーナー・MarketSpeed IIの分析ツールが強みと言えるでしょう
  • スクリーニング条件は詳細項目を最大10個まで追加でき、テクニカル・財務・コンセンサスを一通りカバー
  • 逆指値・リンク注文(IFD-OCO/IFO)に対応し、新高値投資の出口管理も実践できる
  • 楽天経済圏ユーザーにはポイント投資・マネーブリッジの連携メリットもあります

【関連】新高値投資におすすめの証券会社比較


本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任において行ってください。

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