PR

【ピックアップ!】2026年9月30日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

29日の米国市場は、NYダウが131.59ドル安の51,349.92ドルで-0.26%、S&P500が12.85ポイント安の7,670.84で-0.17%と下げた一方、NASDAQ100は62.52ポイント高の30,339.33で+0.21%と小幅に上げました。主要な半導体関連株で構成するSOX指数は1%強上昇しており、東京市場は朝からAI・半導体関連に買いが先行しています。日経平均は66,128円で寄り付き、後場に入って上げ幅を広げ、大引け間際には66,946円と1,400円を超える上昇となりました。終値は1,272円高の66,753円、+1.94%で3日ぶりの反発です。28日と29日の2日間で880円あまり下げていた分を、1日で取り戻しました。

上昇は指数だけのものではありません。TOPIXは67.52ポイント高の4,108.65、+1.67%と日経平均に近い上昇率で、東証プライムでは値上がりが1,127銘柄と全体の7割を超え、値下がりは368銘柄にとどまりました。前日は値下がりが全体の87%に達し、TOPIXも-1.72%と大きく下げていましたが、本日はその下げの大半を取り戻し、33業種すべてが上げる全面高です。売買代金は9兆1,212億円と、前日の7兆3,224億円から1兆8,000億円ほど増えており、下げた日に細った商いが上げる日に戻っています。グロース250も15.47ポイント高の800.21、+1.97%と5日ぶりに反発し、800ポイント台を回復しました。原油先物価格の下落が安心感につながったとの見方も出ており、前日のリスクオフからはっきりと向きが変わった一日でした。

上場来高値を更新したのは23銘柄と、前日の13銘柄から増えています。最も多いのは銀行業の8銘柄です。前日は4行すべてが下げて引けていましたが、本日は8行すべてが上げて引け、ほくほくフィナンシャルグループが+9.04%、九州フィナンシャルグループが+4.87%、ゆうちょ銀行が+4.26%と続きました。時価総額1兆円を超えるのはゆうちょ銀行とほくほくフィナンシャルグループの2銘柄で、どちらも銀行です。残る15銘柄は化学3、卸売業3、情報・通信業2などに分散し、スバル興業が+20.17%、noteが+11.91%と上げ幅の大きい銘柄が並びました。卸売業のハピネットとオーウイルは前日に続く更新です。時価総額1,000億円未満の銘柄も9つあり、下げて引けたのは3銘柄だけで、中小型株にも更新が広がっています。一方、日経平均を押し上げた半導体関連で上場来高値まで買われたのは、半導体製造装置向けの電源を手がけるアドテック プラズマ テクノロジーだけで、それも-0.11%と小幅安で引けました。指数は半導体の大型株が引っ張り、上場来高値の更新では権利落ちを通過した銀行株が再び軸に戻る、二つの流れが並んだ相場でした。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

note(5243)

29日の取引終了後、姫路市教育委員会が、教育委員会向けの一括導入プランを使って管轄する全市立学校に同社のサービスを導入すると発表しました。本日は3,220円で寄り付き、前場の10時台後半に4月15日につけた上場来高値3,405円を上抜けています。後場に入ると30分足の商いが1日で最も膨らみ、3,590円まで上値を伸ばしました。終値は380円高の3,570円、+11.91%で、高値引けに近い大陽線です。出来高は25日平均の2倍台に増え、株価は3日続伸となりました。導入は市立学校107校に及び、各校がそれぞれ情報発信のアカウントを開設する形です。5日ぶりに反発したグロース250の+1.97%を大きく上回る上げでした。

ここに注目!: 4月の3,405円を5か月半ぶりに上抜け、本日の高値はそこから5%あまり上にあります。直近1年の上場来高値の更新は本日で5回目です。更新を重ねてきた常連というより、長く届かなかった高値を跳ね返したばかりの段階で、上には過去の売買が無く、戻り売りが出やすい価格帯は見当たりません。

勢いは帯の動きに表れています。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+4%台の切り上がりで、終値は+2σと+3σのあいだ、+3σの3,610円付近のすぐ手前で引けました。±1σ幅は5日前とほぼ同じで、帯そのものが広がりながら上がっているというより、同じ幅を保ったまま価格帯ごと持ち上がっている状態です。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立しています。RSI14は74前後、25日線乖離率は21%台と過熱の数字は高めですが、本日は高値圏で引けた大陽線で、崩れの兆しは出ていません。一方で平均値幅率は4%台と大きめで、日々の値幅が出やすい銘柄です。信用買残は出来高25日平均の3日分あまりで、軽いとも重いとも言えない水準です。

終値で+2σを保ち、本日上抜けた4月の高値の上で推移しているうちは、上昇の流れは有効とみられます。その4月の高値3,405円と+2σの3,390円付近が重なる3,390〜3,410円は、これまで上値を抑えてきた水準が下値の支えに変わるかを試す価格帯で、ここを終値で割り込めば本日の上抜けはいったん取り消しです。5日線・+1σ・一目均衡表の転換線が集まる3,170〜3,230円のゾーンまで下げる展開になれば、今回の上抜けの前の水準へ戻ることになり、上昇の流れを見直す必要があります。25日線は2,950円付近と現値から17%ほど下にあり、28日の安値3,000円も近くにあります。そこまでの下げは押し目ではなく調整入りを意味します。

ゆうちょ銀行(7182)

連休明けの24日に3,200円で引けたあと、25日と28日で3,430円まで戻し、29日には3,359円へ下げていました。本日は3,422円で寄り付き、後場に入って買いが膨らみました。30分足では12時30分からの30分間に1日で最も商いが集中し、高値3,518円をつけたのは大引けにかけての時間帯です。終値は143円高の3,502円、+4.26%で、7月24日以来2か月あまりぶりに上場来高値を更新しました。出来高は25日平均を7割ほど上回っています。本日は上場来高値を更新した銀行が8行に上り、そのすべてが上げて引けており、銀行株全体に買いが戻った流れに沿った上昇です。米系大手証券が強気の投資判断を据え置いたまま、目標株価を引き上げたとも伝わっています。

ここに注目!: 5月21日に取り上げた際は、25日線がまもなく75日線を上抜く手前にあると書いていました。現在は25日線が75日線の上にあり、5日線から200日線までのパーフェクトオーダーがそろったうえ、一目均衡表も三役好転が成立しています。前回は整いきっていなかった上昇の土台が、いまは整った状態です。直近1年の上場来高値の更新は本日で37回を数え、更新を続けてきた実績のある常連です。

勢いは株価の側に表れています。24日の安値3,193円から本日の高値まで1割あまり上げ、終値は+2σの3,480円付近を上回りました。一方でボリンジャーバンドの中心線の切り上がりは5日前比で+1%台、±1σ幅もほぼ横ばいで、帯そのものの動きはまだ緩やかです。株価が帯の動きを先回りしている形で、中心線が追いつくように切り上がりを速められるかが、勢いの持続を測る目安になります。RSI14は62前後、25日線乖離率は5%台と過熱の数字は低く、上昇の余力を削る水準にはありません。貸借倍率は8倍台と買残に偏っていますが、信用買残は出来高25日平均の0.2日分と少なく、需給の重さにはなっていません。平均値幅率は2%台で、値動きは落ち着いています。

終値で+2σを保ち、中心線の切り上がりが続いているうちは、上昇の流れは有効とみられます。本日の安値3,380円と5日線・+1σが集まる3,370〜3,400円のゾーンは、ここを終値で割り込めば本日の上げがいったん一服する水準です。24日の安値3,193円と一目均衡表の雲の上端3,220円付近が重なる3,190〜3,220円まで下げる展開になれば、連休明けからの上げをすべて失うことになり、上昇の流れを見直す必要があります。

信用取引は格安手数料の楽天証券
松井証券の魅力、まずはお試しください。

日々のリスト更新の励みになります!応援ポチッとお願いします

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

倉敷紡績(3106)

連休明けの24日から5営業日連続で上場来高値を更新しました。ただ、本日の足は前日と同じ形です。高値2,427円をつけたのは寄り付き直後の時間帯で、30分足ではこの時間帯に1日で最も商いが集まりました。その後は売りに押され、終値は27円高の2,352円、+1.16%と、上ヒゲが実体の5倍を超える長い上ヒゲの陽線で引けています。前日の29日も2,419円まで上値を伸ばしながら2,325円で引けており、2日続けてザラ場で上値を試しては押し戻されました。28日も終値が当日の安値と同じ2,336円の安値引けで、終値の位置は3日続けて冴えません。出来高は25日平均を8割ほど上回っています。29日は、5月に発表した1株を5株とする株式分割の権利落ち日でした。

ここに注目!: 直近1年の上場来高値の更新は本日で14回と、更新を重ねてきた常連です。日々の高値は24日の2,336円から本日の2,427円まで毎日切り上がっていますが、28日と29日は前日の高値を30円前後上回ったのに対し、本日の上積みはわずか8円でした。更新の歩幅は縮んでいます。

押し戻された程度をボリンジャーバンドで見ると、終値は+2σの2,370円付近を下回り、+1σとのあいだに戻りました。上値を買った参加者は2日続けて報われておらず、更新の確定は先送りされた状態です。ただ上昇そのものは途切れていません。帯の中心線は5日前比で+2%台の切り上がりを続け、±1σ幅も5日前の1.2倍へやや広がっており、出来高も25日平均を上回っています。安値は24日の2,266円から本日の2,323円まで水準を上げています。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立し、RSI14は66前後、25日線乖離率は6%台と、数字の上で過熱が目立つ状態でもありません。平均値幅率は3%台です。

上昇が続くと見るうえでの観測点は、終値で+2σを取り戻し、2日続けて押し戻された2,419〜2,427円の価格帯を終値で上抜けられるかどうかです。そこを抜ければ、ザラ場だけでなく終値でも上場来高値の水準に乗せたことになります。本日の安値2,323円と5日線が並ぶ2,320〜2,330円付近を終値で割り込めば、連休明けからの上げはいったん一服です。25日線と一目均衡表の基準線が並ぶ2,220円付近まで下げる展開になれば、18日の安値2,222円とも重なる水準で、連休明けからの上げをほぼ失うことになり、上昇の流れを見直す必要があります。

日本化薬(4272)

24日と25日に2,130円台まで買われたあと、28日に反落し、中間配当の権利落ち日だった29日には窓を開けて2,050.5円まで下げていました。本日はその下げを1日で取り戻し、28日の終値も上回りました。2,062円で寄り付いたあと、30分足ではおおむね時間を追うごとに水準を切り上げ、後場は商いも膨らんで、大引けにかけての時間帯に2,111円の高値をつけています。終値は48.5円高の2,107円、+2.36%で、高値引けに近い大陽線です。29日に開けた窓は本日の上昇で埋まり、終値はその窓の上で引けました。出来高は25日平均を6割ほど上回っています。5月26日につけた上場来高値まで、終値であと4%あまりです。

ここに注目!: 同社が最後に上場来高値を更新したのは5月26日で、それまでの直近1年に8回の更新を重ねていました。更新を続けていた銘柄が、4か月あまり足踏みしている状態です。直近10営業日では、14日の安値2,017円から25日の高値2,139円まで上げたあと、29日の安値2,050.5円まで押し戻され、本日はその押しの6割あまりを1日で取り戻しました。

移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立しており、上昇の土台そのものは崩れていません。ただしボリンジャーバンドの中心線は5日前とほぼ同じ位置で、±1σ幅も横ばいです。25日線もほぼ水平で、いまはトレンドというよりレンジの中で上下している状態と見るのが自然です。本日の終値は+1σの2,110円付近とほぼ同じ位置で、RSI14も54前後と中立圏にあります。信用買残は出来高25日平均の0.2日分と軽く、貸借倍率は5倍台です。平均値幅率は2%台で、値動きは落ち着いています。上昇の土台と、動かない帯とのずれをどちらが埋めるかが、この先の焦点です。

上場来高値へ向かう動きに移ったと言えるのは、24日と25日に上値を抑えられた2,135.5〜2,139円の価格帯を、出来高を伴って終値で上抜けた場合です。そこまではレンジ内の上下として見ておくのが無難です。下値では、25日線と一目均衡表の転換線が並ぶ2,080円前後から、29日の安値2,050.5円、75日線、雲の上端2,040円付近までの2,040〜2,090円のゾーンが支えになるかが見どころです。ここを終値で割り込めばレンジを下へ抜けることになり、上場来高値をうかがう見立ては仕切り直しとなります。

個別投資をプロに任せる!投資信託で資産形成 ひふみ投信【PR】
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢 安心の三井物産グループ運営【PR】

タイトルとURLをコピーしました