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【ピックアップ!】2026年10月23日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

22日の米国市場は、NYダウが11.89ドル高の52,867.98ドルで+0.02%と横ばい圏にとどまった一方、S&P500は93.74ポイント安の7,663.43で-1.21%、NASDAQ100は863.83ポイント安の28,958.69で-2.90%と、ハイテク株に売りが集中しました。メタ・プラットフォームズが示したAI投資の資金調達計画が採算への疑念を呼んだと伝わり、決算後のラムリサーチの急落も重なって、フィラデルフィア半導体株指数は6%を超えて下げています。日経平均は62,667円で始まったあと半導体・AI関連を中心に売られ、下げ幅は一時1,400円を超えて61,462円まで下落しました。61,000円台をつけるのは7月31日以来です。ただ午後は韓国の株価指数がプラスに転じたこともあって半導体株に買い戻しが入り、引け際には62,786円まで戻しています。終値は214円安の62,693円、-0.34%と続落ながら、安値から1,200円あまり戻した高値圏での引けでした。ファーストリテイリング1銘柄で約95円を押し上げ、TDKと日東電工の2銘柄で約102円を押し下げています。

日経平均ほどには戻せなかったのが市場全体です。TOPIXは31.69ポイント安の3,965.81、-0.79%と下落率は日経平均の2倍を超え、始値の3,985.70がほぼ高値のまま押し戻されて引けました。長期金利の低下で利ざやの改善期待がしぼみ、銀行株が売られたことが響いています。東証プライムの値下がりは951銘柄と全体の61%を占め、値上がりは553銘柄にとどまりました。売買代金は8兆9,383億円と、22日の7兆569億円から1兆8,000億円あまり膨らんでいます。商いを伴って、売りが幅広い銘柄に及びました。グロース250は1.33ポイント高の754.60、+0.18%と小幅に反発し、高値圏で引けました。業種別では上昇が不動産、小売、水産・農林、食料品など8業種、下落が銀行、海運、非鉄金属、鉄鋼など25業種です。ハイテク株から医薬品・食品などのディフェンシブ株と、金利低下が追い風の不動産株へ資金が移りました。

上場来高値を更新したのは30銘柄で、22日の29銘柄とほぼ同数です。最も多いのは小売業と情報・通信業の6銘柄ずつです。小売業はコーナン商事(+0.96%)を除く5銘柄が外食で、ブロンコビリー(+6.35%)、吉野家ホールディングス(+1.50%)、物語コーポレーション(+1.52%)、SRSホールディングス(+1.31%)が上げた一方、丸千代山岡家は上場来高値をつけながら-11.52%と大きく下げて引けました。情報・通信業は前日の10銘柄すべて高から一転し、上げて引けたのは大塚商会(+1.01%)とオービックビジネスコンサルタント(+0.06%)の2銘柄だけで、セキュリティ関連のサイバートラストは-3.52%です。代わって食料品は日東富士製粉、昭和産業、日本たばこ産業の3銘柄で、保険業の2銘柄も銀行株安のなかで上げています。時価総額1兆円を超えるのは6銘柄、1,000億円以上は20銘柄で、下げて引けたのは全体で8銘柄です。半導体の主力株は本日も一覧に入っておらず、更新銘柄の顔ぶれは業種別の騰落と同じくディフェンシブと内需に寄っていました。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

オービック(4684)

直近1年の上場来高値の更新3回が、すべて16日からの6営業日に集まっています。本日はその3回目で、前日の上場来高値5,982円を上回る6,010円で寄り付き、6,043円まで上値を伸ばしました。高値をつけたのは寄り付き直後の時間帯です。ただ買いは続かず、日経平均が大きく下げた前場のうちに5,900円近辺まで押し、後場も戻りは鈍いままでした。終値は5,870円、-1.08%で、当日の安値5,867円とほぼ同じ水準です。始値から140円下げた陰線で、上場来高値をつけた日に前日比マイナスで引けた形になりました。出来高は25日平均の1.85倍と膨らんでいます。21日には、上期の営業利益が26期連続で過去最高を更新したとみられるとの観測報道があり、買い安心感につながったと伝わっていました。決算発表は27日に予定されています。

ここに注目!:本日はザラ場で上場来高値を更新しながら、終値では前日の上場来高値5,982円を下回りました。終値はボリンジャーバンドの+2σの5,930円付近を割り込み、+1σとのあいだに戻っています。上値を買った参加者は報われず、更新の確定は先送りされた形です。それでも上昇そのものが途切れたとは言えません。帯の中心線は5日前比で+3%台の切り上がりを続け、±1σ幅も5日前の1.5倍へ広がっており、価格帯ごと上へ移る動きは続いています。安値も19日の5,600円から本日の5,867円まで切り上がりが続き、本日の安値は5日線の5,800円付近より上にとどまりました。RSI14は79前後、25日線乖離率は+11%台と過熱の数字は高めですが、帯の切り上がりと安値の切り上げが崩れていないうちは、数字だけで調整の始まりとは読めません。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表は三役好転と、上昇の土台も整っています。

信用買残は出来高25日平均の0.1日分とごくわずかで、需給の重さを気にする状態ではありません。気になるのは、上場来高値の更新日に陰線が出たことです。6,000円台で売りが出たことは事実で、高値を追う買いがひとまず止まったとみられます。上昇が続くとみられるのは、終値で5日線を保ち、安値の切り上がりが続く場合です。そのうえで終値で前日の5,982円を回復し、本日の高値6,043円を上抜ければ、更新を終値で確定させたことになります。5日線と22日の安値が並ぶ5,800〜5,810円のゾーンを終値で割り込めば、上昇はいったん小休止です。+1σと16日・19日の安値が重なる5,600円付近まで下げる場合は、16日から始まった更新の流れそのものを見直す水準になります。

竹内製作所(6432)

中間決算と同時に業績予想の上方修正と自社株買いを発表した13日に8,020円まで買われて以来、8営業日ぶりに上場来高値を更新しました。本日は前日終値を下回る7,790円で始まり、前場は小動きでした。後場に入ってじりじりと水準を上げ、15時台に一気に買われて8,150円まで上値を伸ばしています。ただし終値は7,990円、+1.78%と、高値から160円押し戻されて引けました。始値から200円上げた陽線で、出来高は25日平均の1.83倍と膨らみ、商いは寄り付き直後と15時台の2つの時間帯に集中しました。日経平均が下げた日の上昇で、国内証券が投資判断と目標株価を引き上げたとも伝わっています。直近1年の上場来高値の更新は本日で14回目になります。

ここに注目!:13日に取り上げた際は、25日線がわずかに75日線を下回って移動平均線の並びがそろっていないこと、ボリンジャーバンドの帯がまだ切り上がっていないことを挙げていました。本日はこの2つがどちらも変わっています。25日線は75日線を上抜け、移動平均線は5日線から200日線まで上から順に並ぶパーフェクトオーダーになりました。帯の中心線も5日前比で+1%台の切り上がりに転じ、±1σ幅は5日前の1.3倍へ広がっています。13日の8,020円は帯の外への一時的な飛び出しでしたが、本日の更新は帯そのものが上へ動き始めたなかでの更新です。当時の支えに挙げた7,350〜7,500円のゾーンは、15日にザラ場で7,410円まで下げて中に入ったものの終値では割り込まず、安値は15日の7,410円から本日の7,720円まで水準を上げてきました。一方、更新が確定する条件とした、8月5日の7,950円と13日の8,020円が並ぶ価格帯の終値での上抜けは、本日の終値が7,950円を上回ったものの8,020円には届かず、まだ途中です。終値は+2σの7,940円付近を上回っており、高値から押し戻されながらも帯の上側で持ちこたえました。RSI14は63前後、25日線乖離率は+6%台と、過熱の数字は控えめです。

気になるのは需給で、貸借倍率は32倍台と13日時点の27倍台からさらに買残へ偏り、買残は出来高25日平均の1.9日分あります。13日に自社株買いを発表している一方で、上値では買残の重さが意識されやすい形です。平均値幅率も3%台と、日々の値幅は大きめです。上昇が続くとみられるのは、帯の中心線の切り上がりが続き、終値で+2σ近辺を保つ場合で、終値で8,020円を上抜ければ更新の確定と見ることができます。5日線と+1σ、一目均衡表の転換線、本日の安値が集まる7,710〜7,790円のゾーンを終値で割り込めば、上昇はいったん小休止です。25日線と75日線、雲の上端、15日の安値が並ぶ7,410〜7,480円のゾーンまで下げる場合は、決算を受けた上昇の流れそのものを見直す水準になります。

コーナン商事(7516)

2024年5月10日につけた上場来高値4,760円を、2年5か月ぶりに上回りました。高値をつけたのは寄り付き直後の時間帯で、4,845円まで買われています。ただそこからは売りに押され、前場のうちに4,700円台半ばへ戻すと、後場は狭い値幅での推移に終始しました。終値は4,745円、+0.96%で、旧上場来高値の4,760円をわずかに下回っています。始値と終値がほぼ同じ値段で、上ヒゲが95円伸びた足です。出来高は25日平均の1.46倍でした。13日の引け後に発表した中間決算は計画を上回る着地で、自社株買いもあわせて発表し、翌14日は一時4,620円まで買われていました。本日は小売業が上昇した8業種に入り、資金がディフェンシブ株へ向かうなかでの更新でした。

ここに注目!:8月27日に上場来高値更新間近として取り上げた際は、8月26日と27日の2営業日続けて上値を抑えられた4,550円を分かれ目に挙げ、ここを終値で上抜ければ上場来高値へ向けた動きが本格化すると見ていました。直近10営業日で確認できる範囲では、15日に4,605円で引けて以降、終値はすべて4,550円を上回り、本日は上場来高値そのものに届いています。ただ本日の足は、上ヒゲが始値と終値の差を大きく上回る長い上ヒゲで、4,800円台で売りが出たことを示しています。終値はボリンジャーバンドの+1σと+2σのあいだにあり、旧上場来高値も下回ったため、2年5か月ぶりの更新は終値では確定していません。勢いは穏やかながら続いています。帯の中心線は5日前比で+1%台の切り上がり、安値は13日の4,320円から本日の4,730円まで水準を上げてきました。RSI14は69前後、25日線乖離率は+5%台と前回とほぼ同じ水準で、少しずつ水準を切り上げてきた性格は変わっていません。平均値幅率は2%台と前回の1%台から上がりましたが、値動きはなお落ち着いています。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表は三役好転と、土台も整っています。

信用買残は出来高25日平均の1日分、貸借倍率は4倍台で、整理に手間取るほどの重さではありません。上昇が続くとみられるのは、終値で+1σと5日線を保ち、安値の水準の切り上げが続く場合です。そのうえで終値で4,760円を上回り、本日の高値4,845円を上抜けられるかが、更新の確定へ向けた次の見どころになります。5日線と+1σ、21日と22日の安値が集まる4,610〜4,690円のゾーンを終値で割り込めば、上昇はいったん小休止です。25日線の4,520円付近まで下げる場合は、13日からの水準の切り上がりそのものを見直す水準になります。

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気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

ハマキョウレックス(9037)

直近1年で20回の上場来高値の更新を重ねてきた常連ですが、最後の更新は2月24日です。そのとき記録した1,965円が、およそ8か月にわたって上値の節目として残ってきました。22日に終値1,904円と直近10営業日で最も高い値段で引けた流れを受け、本日は前日終値を上回る1,929円で始まりました。高値をつけたのは寄り付き直後の時間帯で、1,949円まで買われています。終値では上場来高値まで3%あまりの距離がありますが、ザラ場では1%を切る水準まで迫りました。ただそこからは売りに押され、前場のうちに1,900円近辺まで下げ、後場も戻りは鈍いまま、終値は前日と同じ1,904円です。始値を25円下回る陰線で、出来高は25日平均の1.66倍と膨らみました。

ここに注目!:この銘柄で目を引くのは、移動平均線の集まり方です。25日線、75日線、200日線、そして一目均衡表の雲の上端が、1,835〜1,840円のわずかな幅に重なっています。200日間の平均とここ1か月あまりの平均がほぼ同じ値段にあることは、株価が長くこの近辺を中心に動いてきたことを映しています。並びの上ではパーフェクトオーダーと三役好転が成立していますが、その束から上へ離れ始めた段階で、現値は束の3%台上にあります。勢いは穏やかです。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比でわずかに切り上がった程度で、帯の状態も横ばいです。それでも安値は9日の1,795円から本日の1,895円まで水準を上げ、終値は+1σと+2σのあいだを保っています。RSI14は64前後、平均値幅率は1%台と、値動きは落ち着いています。本日は出来高が膨らみながら1,940円台で押し返され、上場来高値の手前で売りが出やすいことを示しました。ここからは、商いを伴ってこの売りをこなせるかが焦点です。

需給面では貸借倍率が19倍台と買残に偏っていますが、買残は出来高25日平均の1.1日分で、重さを示す水準ではありません。30日には決算発表が予定されています。上昇が続くとみられるのは、終値で+1σと5日線を保ち、安値の水準の切り上げが続く場合で、本日押し返された1,949円を終値で上抜ければ、2月24日の上場来高値への接近が本格化したと見ることができます。5日線と+1σ、一目均衡表の転換線、22日の安値が集まる1,880〜1,890円のゾーンを終値で割り込めば、接近の動きはいったん小休止です。移動平均線の束と雲の上端が重なる1,835〜1,840円のゾーンまで下げる場合は、束から上へ離れ始めた動きそのものを見直す水準になります。

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