PR

【ピックアップ!】2026年8月7日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は49銘柄でした。
前日の米国市場は3指数がそろって下げました。NYダウは-0.85%の53,885.10ドル、S&P500は-0.18%の7,709.96、NASDAQ100は-0.39%の29,373.33です。この流れを受けた東京市場も、寄り付き後は売りが優勢となりました。日経平均は65,746円で始まったあと64,651円まで押され、始値から1,000円を超える下げ幅になっています。もっとも下値は続かず、午後にかけて買い戻されて終値は76円安の65,606円。安値からは950円あまり戻しました。下落率は-0.12%で、ほぼ前日終値の水準まで戻して取引を終えています。

中身は前日と同じく指数と逆を向きました。TOPIXは19.08ポイント高の4,074.93と続伸し、グロース250も3.17ポイント高の724.09と、その日の高値で引けています。東証プライムの値上がりは939銘柄で全体の60.3%を占め、値下がりは582銘柄、値下がり率は37.4%です。日経平均が小幅安で終わりながら、実際には6割の銘柄が上昇していた計算になります。6日に続いて2営業日連続で、指数の方向と個別の強弱がずれました。
売買代金は10兆8,960億円で、前日の9兆6,880億円から1兆2,000億円あまり増えています。決算発表が集中するなかで、材料の出た銘柄へ資金が向かう動きが商いを押し上げました。

上場来高値を更新したのは49銘柄で、6日の60銘柄からはやや減っています。最多は卸売業の10銘柄です。神鋼商事が+5.81%、立花エレテックが+5.53%、三洋貿易が+5.22%、カメイが+5.20%、三谷商事が+4.31%と並び、7月31日から続く商社系への物色は本日も途切れていません。次いで銀行業が8銘柄、機械が6銘柄、小売業と情報・通信業が各5銘柄です。

ただし銀行業の中身は前日から様変わりしました。6日は13銘柄が高値を更新してそろって大幅高となりましたが、本日は8銘柄のうち岩手銀行が-1.91%、東邦銀行が-1.67%、おきなわフィナンシャルグループが-1.30%と下げ、山形銀行、プロクレアホールディングス、CCIグループもマイナスで引けています。プラスで終えたのはいよぎんホールディングスとトモニホールディングスの2銘柄だけです。高値は更新しても買いが続かない形へ変わりました。

規模の面では大型株が目立ちます。時価総額7.84兆円の豊田通商、6.68兆円の大塚ホールディングス、5.23兆円のブリヂストン、1.97兆円の東レ、1.13兆円のブラザー工業、1.09兆円のいよぎんホールディングスと、1兆円を超える銘柄が6社並びました。6日は値嵩株が指数を押し下げる側に回っていましたが、本日は大型株のほうが高値更新に加わっています。上昇率では日本タングステンが+19.17%と前日の+23.61%に続いて二桁高、ブラザー工業が+9.98%、TOKAIホールディングスが+9.43%、グローバルセキュリティエキスパートが+7.93%、住友精化が+6.64%と続き、いずれも決算発表が相次ぐなかでの上昇です。一方でSRSホールディングスは-3.38%、PILLARは-3.11%と、高値をつけたあとに売られた銘柄も混じりました。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

TOKAIホールディングス(3167)

3月末にこの銘柄を取り上げたとき、株価は2018年5月につけた高値を前に、出来高だけが膨らんでいる状態でした。その節目を、本日ようやく上抜けています。前日の取引終了後に第1四半期決算が開示され、過去最高の業績で着地したことに加え、自社株買いと消却も同時に発表されました。本日は1,160円と窓を開けて始まり、前場のうちに1,221円まで買われたあと、後場に入って1,228円まで上値を伸ばして上場来高値を更新しています。終値は1,219円、前日比+9.43%。高値から10円足らず押しただけで引けました。出来高は25日平均の3.6倍です。上場来高値の更新は2018年5月以来、8年ぶりになります。

ここに注目!: ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前の1.4倍へ広がった一方、帯そのものの位置は5日前比でほとんど動いていません。8月6日まで水準を切り下げていたところに、価格だけが一日で飛び出した段階です。上場来高値の更新も約8年ぶりで、この1年で何十回と塗り替えてきた常連とは意味が違います。上値の重さを跳ね返したばかりで、実績はこれから積み上がる段階にあります。一目均衡表も転換線と基準線が1,170円付近で同じ水準に並び、三役好転はまだ成立していません。移動平均線の並びも混在で、5日線は1,140円付近と25日線をなお下回ったままです。したがって次に見たいのは、5日線が25日線を上抜けて帯の位置が切り上がりに転じるかどうかで、ここが変われば腰の据わった上昇への移行が期待できます。当面は、終値で1,200円付近の+2σを明け渡さずにいられるかが目安になります。RSI14は64前後、平均値幅率も2%台と、数字の面で張り詰めた様子はありません。上方は2018年以来の水準ですから、戻り売りの出やすい価格帯は乏しい状態です。下値では1,120〜1,130円のゾーンが意識されます。本日開けた窓の下限と雲の上端が重なる価格帯で、ここまで戻せば窓埋めは完了です。終値で割り込むようだと、決算と自社株買いを評価した買いは一巡したと見る場面になります。

ブリヂストン(5108)

時価総額5兆円を超える大型株が、後場に入って一気に動きました。前場は4,081円までの落ち着いた値動きでしたが、午後に中間決算が開示され、上期の大幅増益と4-6月期の急回復が明らかになると買いが集中し、4,255円まで駆け上がって上場来高値を更新しています。終値は4,199円、前日比+5.26%。出来高は25日平均の2.1倍でした。上場来高値の更新は7月30日以来で、その間の5営業日は押し目を入れる時間帯にあたります。この1年での更新は16回を数えます。

ここに注目!: この銘柄の強みは土台の整い方にあります。5日線、25日線、75日線、200日線が上から順に並ぶパーフェクトオーダーで、一目均衡表の三役好転も成立し、雲の上での更新です。この2つが崩れないかぎり、上昇の土台は有効とみてよさそうです。ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前とほぼ同じで、帯の位置だけが5日前比で+2%台の切り上がりを続けています。帯の広がりが一定のまま価格帯ごと水準を上げているわけで、急な吹き上がりではなく、速度を保った上昇が続いている状態です。安値の推移も裏づけになります。8月3日の3,811円を底に、3,856円、3,868円、3,873円、3,980円と4営業日続けて切り上がっており、この切り上がりが途切れないことが継続の第一の観測点です。RSI14は73前後と70を上回りましたが、株価が+2σより上を歩き、帯が切り上がりを続けているあいだは、この数字だけで腰折れを見込む段階ではありません。日々の確認点は、終値で4,150円付近の+2σを保てるかどうかです。下値では5日線とボリンジャーバンドの+1σが重なる3,970〜3,980円が最初の目安になり、終値で割り込むようだと決算を評価した買いはいったん途切れたことになります。さらに下、8月3日の安値と25日線が集まる3,780〜3,810円のゾーンまで戻す展開になれば、7月からの上昇そのものを見直す水準です。需給面では貸借倍率が1倍を割り込み、売残が買残を大きく上回る売り長の形で、買残は出来高25日平均の0.1日分にとどまります。決算を受けて売り方が買い戻しに動けば、上値の追いやすさにつながる可能性があります。

ブラザー工業(6448)

前日比+9.98%という数字ほどには、素直な一日ではありませんでした。前日の取引終了後に今期の利益見通しの引き上げが発表され、本日は4,637円と8%を超える窓を開けて寄り付いています。第1四半期が市場の予想を大きく上回ったことも伝わり、前場のうちに4,709円まで買われて上場来高値を更新しました。ところが上値を買えたのはそこまでで、後場は水準を切り下げて4,528円まで押し戻されています。終値は4,561円と、始値を76円下回りました。上ヒゲが実体と同じだけ伸びた陰線です。出来高は25日平均の3.1倍。上場来高値の更新は前日に続いて2営業日連続で、この1年では16回になります。

ここに注目!: 上昇の速度そのものは本日も落ちていません。ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前の1.4倍へ拡大し、帯の位置も5日前比で+2%台の切り上がりです。株価は4,510円付近の+3σをさらに上回って引けており、移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転を保っています。200日線乖離率は+39%台で、長期の水準からの離れ方も大きい状態です。高値更新を16回重ねてきた実績があり、高値圏での値動きには慣れがあります。ただし本日は、その勢いに一つ気になる点が加わりました。25日平均の3倍を超える商いを伴いながら、高値から180円ほど押して始値を下回って引けており、上値では短期資金の利益確定売りが出ています。4,709円という水準は、いったん跳ね返された価格として当面の抵抗になります。RSI14は82前後と際立つ数字ですが、帯の位置が切り上がり、更新に商いも伴っているうちは、水準の高さだけを取り出して腰折れと結びつけるのは早計です。継続を測る観測点は、パーフェクトオーダーと三役好転が崩れないこと、そして終値で4,500円付近の+3σを維持できるかどうかです。ここを終値で割り込むようだと、寄り付きから積み上げた上げ幅を吐き出す動きに入ります。下値の目安は本日開けた窓の下限にあたる4,181円で、ここまで戻すと本日の窓は埋まります。現値からは8%ほど下に位置しており、そこまでの下げは短期の押しではなく、上方修正を織り込む動きそのものの巻き戻しにあたります。信用は売残と買残がほぼ同じ規模で、買残も出来高25日平均の0.1日分と軽く、需給面に目立った歪みはありません。

信用取引は格安手数料の楽天証券
松井証券の魅力、まずはお試しください。

日々のリスト更新の励みになります!応援ポチッとお願いします

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

日本触媒(4114)

出来高が25日平均の6.4倍まで膨らみました。前場は2,260円までの小動きで、値動きらしい値動きはありません。空気が変わったのは午後1時です。第1四半期決算とあわせて、未定としていた通期の業績予想と配当予想が同時に開示されると、株価は一気に買い上げられ、2,539.5円まで駆け上がりました。増益見通しと増配計画がそろって示され、市場が反応したのは配当のほうです。上場来高値2,548円までは10円足らずというところまで迫っています。終値は2,446円で、高値からは90円あまり押しての大陽線。前日比+10.55%でした。

ここに注目!: ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前の2.1倍へ広がり、帯の位置も切り上がりを続けています。株価は2,360円付近の+3σを大きく上回って引けており、上昇の速度という点では本日が最も強い一日でした。一目均衡表は三役好転が成立し、雲の上での急伸でもあります。安値も8月3日の2,092円を底に、2,112円、2,143.5円、2,160円、2,214円と4営業日続けて切り上がっており、押し安値が切り上がり続けているかどうかが、この急伸が定着するかを測る最初の手掛かりになります。もっとも移動平均線の並びは混在で、75日線は2,100円付近と200日線をわずかに下回ったままです。株価が高値圏にあっても、長期のトレンド転換までは確認しきれていない段階といえます。RSI14は80前後と数字は際立ちますが、帯が切り上がり、6倍を超える商いを伴い、押し安値も切り上がっているうちは、崩れの兆しは見当たりません。+3σの2,360円付近を終値で割らずに引けているあいだは、この日の勢いはまだ生きています。下値では2,140〜2,215円のゾーンが意識されます。8月6日の安値、5日線、ボリンジャーバンドの+1σ、25日線が集まる価格帯で、終値で割り込むようだと、配当方針への反応はひとまず出尽くしたことになります。現値からは1割ほど下にあたり、本日の上げ幅をおおむね吐き出す水準です。平均値幅率も2%台と、値動きの荒さはこの銘柄の特徴ではありません。

日本トランスシティ(9310)

地味ながら、7月下旬から水準を切り上げ続けてきた銘柄です。本日は前日終値と同じ1,388円で始まり、前場に1,428円、後場に入って1,441円と段階的に上値を伸ばして、上場来高値1,445円まであと4円というところまで迫りました。この上げは決算発表を待たずに進んだものです。午後3時に第1四半期決算が開示されると、後場は1,402円まで売られる場面もありましたが、下値はそこで止まり、1,419円で取引を終えています。前日比+2.23%、決算は経常増益での着地でした。出来高は25日平均の1.8倍と、目立って膨らんだわけではありません。5月に発表した自社株買いも継続しています。

ここに注目!: この銘柄で最も語る価値があるのは、帯の位置の切り上がり方です。ボリンジャーバンドの±1σ幅は5日前とほぼ変わらないのに、帯そのものの位置は5日前比で+3%台切り上がっています。値幅を広げることなく、価格帯だけが着実に水準を上げてきた形です。それでいて株価の位置は+1σと+2σのあいだにとどまり、まだ帯の上端に張り付いてはいません。過熱を伴わないまま高値へ接近してきた形です。一目均衡表は三役好転が成立し、雲の上での接近でもあります。安値も8月3日の1,324円を底に、1,347円、1,349円、1,364円、1,380円と4営業日続けて切り上がっており、この切り上がりと三役好転が保たれているかぎり、上昇の流れは有効とみられます。上場来高値の更新はこの1年で14回を数え、この価格帯で買われること自体は珍しくありません。5日線の1,380円付近を終値で維持できているかが、当面の見どころです。本日は決算発表後に出た売りが1,402円で吸収され、この水準を割り込むことなく引けました。ここを維持できているあいだは、上値を試す動きは続きやすいとみられます。一方、8月3日の安値1,324円を終値で割り込むようだと、4営業日続いた安値の切り上がりが途切れ、7月下旬からの上昇は仕切り直しとなります。移動平均線の並びは混在で、75日線は1,190円付近と200日線をなお下回っています。長期の並びが強気へ整うのは、まだこれからの段階です。平均値幅率は3%台とやや大きく、時価総額900億円弱という規模もあわせて、日々の振れ幅は小さくない点は前提に置いておきたいところです。信用買残は出来高25日平均の0.2日分と軽く、需給面の重さはありません。

個別投資をプロに任せる!投資信託で資産形成 ひふみ投信【PR】
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢 安心の三井物産グループ運営【PR】

タイトルとURLをコピーしました