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【ピックアップ!】2026年10月26日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

23日の米国市場は、NYダウが652.82ドル安の52,215.16ドルで-1.23%と大きく下げ、S&P500も39.75ポイント安の7,623.68で-0.52%でした。一方でNASDAQ100は1.16ポイント安の28,957.53とほぼ変わらず、22日に-2.90%と売られたハイテク株の下げはひとまず止まっています。週明けの東京市場は、日経平均が前週末終値を下回る62,449円で始まり、寄り付き直後には下げ幅が598円まで広がりました。売り一巡後はリバウンドを狙った買いで62,902円まで上げ、プラスに転じる場面もありましたが、半導体株が戻り待ちの売りに押されて上値は重く、韓国の株価指数が下げ幅を広げたことも重なって終盤まで弱い地合いが続きました。終値は503円安の62,189円、-0.80%と3日続落で、安値62,094円に近い水準での引けです。アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで約449円を押し下げており、指数の下げの大半はこの2銘柄によるものでした。

市場全体の姿は日経平均とは違います。TOPIXは7.17ポイント高の3,972.98、+0.18%と3日ぶりに反発し、東証プライムの値上がりは818銘柄と、値下がりの686銘柄を上回りました。33業種のうち22業種が上昇し、鉱業、石油・石炭製品、卸売業が買われた一方、非鉄金属、電気機器、機械、証券・商品先物などが下げています。グロース250は8.89ポイント高の763.49、+1.18%と続伸し、高値765.58に近い水準で引けました。売買代金は6兆6,438億円と、23日の8兆9,383億円から2兆2,900億円あまり減り、商いは細っています。半導体の主力株に売りが偏った指数主導の下げで、それ以外の銘柄には買いが広がった一日でした。

上場来高値を更新したのは24銘柄で、23日の30銘柄から減りました。最も多いのは卸売業の6銘柄で、東京産業(+7.11%)、メディパルホールディングス(+5.93%)、立花エレテック(+4.43%)、高速(+3.82%)、加藤産業(+1.15%)、日本紙パルプ商事(+0.59%)とすべて上げて引けています。業種別で上昇率の上位に入った卸売業は大手商社が中心ですが、一覧の6銘柄は医薬品・食品の卸と、紙・包装資材・電子部品・機械の専門商社で、顔ぶれが異なります。サービス業は5銘柄で、スバル興業(+3.75%)、カーブスホールディングス(+1.92%)、建設技術研究所(+0.99%)、ダスキン(+0.74%)が上げ、ベイカレントは前週末から変わらずでした。情報・通信業はテクマトリックス(+4.88%)、オービック(+3.07%)、大塚商会(+2.60%)の3銘柄がそろって上げ、保険業も東京海上ホールディングス(+2.20%)とMS&ADインシュアランスグループホールディングス(+1.24%)の2銘柄が並びました。下げて引けたのはSBSホールディングス(-5.03%)と竹内製作所(-0.88%)の2銘柄です。時価総額1兆円を超えるのは5銘柄、1,000億円以上は17銘柄でした。外食はサガミホールディングス(+2.34%)の1銘柄にとどまり、半導体関連が一覧に入らない状態は19日から続いています。半導体の主力株とは別の場所で、内需・ディフェンシブ寄りの銘柄へ資金が向かう流れは先週から続いており、本日はその中心が外食から卸売業へ移りました。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

ベイカレント(6532)

16日からの7営業日で5度目の上場来高値の更新です。直近1年の更新5回は、すべてこの7営業日に集まっています。本日は寄り付き直後の時間帯に、22日と23日の2日続けて上値を抑えられていた11,735円を抜き、11,890円まで買われました。ただそこからは売りに押され、10時台には11,235円まで下げています。前場の終わりにかけて持ち直したあとは、後場を通じて狭い値幅での推移に終始しました。終値は11,500円と前週末から変わらずで、上下に長いヒゲを残した小さな陰線です。出来高は25日平均の1.26倍と、決算直後の19日の3倍台からは落ち着いてきました。

ここに注目!:19日に取り上げた際は、その日に開けた窓の下限で16日の高値でもある10,195円を終値で保てるかを継続条件に挙げ、+2σの9,790円付近を終値で割り込めば決算後の上放れはいったん仕切り直しと書いていました。その後の安値は20日の10,510円が最も低く、窓は開いたまま残っています。条件はなお生きています。変わったのは帯との位置関係です。19日は終値が+3σを上回っていましたが、本日の終値は+1σと+2σのあいだにあります。株価が大きく下げたわけではなく、帯の中心線が5日前比で+9%台と切り上がり、±1σ幅も5日前の1.7倍に広がって、帯のほうが株価に追いついてきた形です。中心線の切り上がりは19日時点の+4%台から速まっており、価格帯ごと上へ移る動きは続いています。ただ本日はザラ場で上場来高値をつけながら、終値では+2σの11,750円付近を下回りました。高値を買った参加者は報われず、更新の確定は先送りされた状態です。19日以降の安値は23日の11,305円まで切り上がりが続き、本日は11,235円とわずかに下回っています。RSI14は88前後、25日線乖離率は+29%台と過熱の数字は極めて高い水準ですが、5日線の上で引けて帯の切り上がりも続いており、崩れの兆しとまではいえません。平均値幅率は4%台と大きく、日々の値幅の大きさには注意が要ります。

信用買残は出来高25日平均の0.2日分、貸借倍率は1倍台で、需給の重さは見当たりません。上昇が続くとみられるのは、終値で5日線を保ち、帯の中心線の切り上がりが続く場合です。終値で11,735円、さらに本日の高値11,890円を上抜ければ、更新を終値で確定させたことになります。本日下げ止まった11,235円と5日線が並ぶ11,230〜11,270円のゾーンを終値で割り込めば、上昇はいったん小休止です。窓の下限10,195円と+1σの10,320円付近が集まる価格帯まで下げる場合は、決算を受けた上放れそのものを見直す水準になります。

カーブスホールディングス(7085)

2021年4月12日につけた上場来高値1,072円を、5年6か月ぶりに上回りました。前週末と同じ1,042円で始まり、前場から少しずつ水準を上げると、14時台に1,080円まで買われています。ただ同じ時間帯のうちに1,060円近辺まで押し戻され、終値は1,062円、+1.92%でした。旧上場来高値の1,072円を終値では下回っています。高値から18円押して引けた陽線で、出来高は25日平均の1.55倍、14時台の商いがこの日で最も膨らみました。13日に発表した前期決算で、今期も4期連続の最高益と増配を見込んだことを起点とする上昇の延長線上にあり、日経平均が下げるなかでの更新です。

ここに注目!:15日に上場来高値更新間近として取り上げた際は、25日線がなお75日線を下回り、移動平均線の並びがそろっていないことを挙げ、25日線が75日線を上抜けてくれば上昇の土台がそろうと書いていました。本日は25日線が75日線を上回り、5日線から200日線まで上から順に並ぶパーフェクトオーダーになっています。当時の継続条件とした、14日の終値1,003円と+2σが並ぶ980〜1,003円のゾーンは、21日に終値996円とゾーンの中まで下げたものの、22日の安値985円で下げ止まり、980円を割り込まずに切り返しました。当時の見どころとした15日の高値1,034円も、16日の終値1,042円で上回っています。勢いそのものは穏やかです。帯の中心線は5日前比で+3%台の切り上がり、±1σ幅は5日前の1.2倍で横ばいに近く、本日の高値は+2σの1,075円付近をわずかに上回ったところで押し戻されました。終値は+1σと+2σのあいだに戻っています。直近1年で初めての上場来高値の更新で、5年6か月止まっていた高値を抜けたばかりの段階ですから、1,072円の上では売りが出やすいことも想定されます。RSI14は72前後、25日線乖離率は+11%台と、過熱の数字は前回よりやや落ち着きました。

需給では、前回2倍台だった貸借倍率が1倍を割り込み、売残が買残を上回る形に変わっています。買残は出来高25日平均の0.3日分と軽い水準です。上昇が続くとみられるのは、終値で+1σと5日線を保ち、帯の中心線の切り上がりが続く場合で、終値で1,072円を上回り、本日の高値1,080円を上抜ければ更新が終値で確定します。+1σと23日の安値、5日線が集まる1,010〜1,030円のゾーンを終値で割り込めば、上昇はいったん小休止です。22日の安値985円を割り込み、25日線と75日線が並ぶ940〜950円付近まで下げる場合は、決算を受けた上昇の流れそのものを見直す水準になります。

東京産業(8070)

機械商社の東京産業について、筆頭株主で同じく機械系の商社が保有割合を増やしたとの変更報告書が朝方に提出され、これを材料視した買いが入ったと伝わっています。報告書に記された保有目的は、両社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けた協議を活性化させることです。株価は前週末とほぼ同じ1,072円で始まったあと、最初の30分で一気に水準を上げ、その後も買いが途切れないまま大引け前の時間帯まで上値を切り上げました。1,146円まで上値を伸ばし、昨年11月26日以来、11か月ぶりに上場来高値を更新しています。終値は76円高の1,145円、+7.11%と、高値まであと1円で引けた大陽線です。出来高は25日平均の3.41倍に膨らみました。

ここに注目!:直近1年で6回目の上場来高値の更新で、前回の更新は昨年11月26日です。そのとき記録した1,133円と本日の高値の差は1%ほどで、値段そのものより、11か月止まっていた更新が再び動き出したことのほうに意味があります。本日の終値はボリンジャーバンドの+3σの1,140円付近を上回りました。一方で帯の中心線は5日前比で+2%台の切り上がり、±1σ幅は5日前の1.2倍と横ばいに近く、帯そのものはまだ大きく動いていません。価格が先に帯の外へ飛び出した形で、この急伸が帯の切り上がりを伴う上昇へつながるかは、ここからの値動きで確かめることになります。直近10営業日では20日に1,088円まで上げたあと、23日に1,032円まで押しており、本日の上げはその押しから一気に切り返したものです。RSI14は72前後、25日線乖離率は+10%台と、過熱の数字は際立って高いわけではありません。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表は三役好転と、上昇の土台は整っています。

貸借倍率は3倍台、買残は出来高25日平均の1.4日分で、需給に目立った重さはありません。ただ、材料を受けた1日の急伸で帯の外へ出ている分、目先は値動きが振れやすい点には留意が必要です。上昇が続くとみられるのは、終値で+2σと5日線を保ち、帯の中心線の切り上がりが速まっていく場合です。5日線と20日の高値、+2σが集まる1,080〜1,100円のゾーンを終値で割り込めば、本日の急伸はいったん小休止です。23日の安値1,032円と25日線が重なる1,030円付近まで下げる場合は、本日の急伸を受けた上昇の流れそのものを見直す水準になります。

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気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

日本マクドナルドホールディングス(2702)

日々の高値を一段ずつ積み上げてきました。13日以降の高値は1日も欠かさず切り上がり、本日は前週末終値と同じ8,330円で始まって、寄り付き直後の時間帯に8,280円まで下げたあとは時間を追うごとに水準を上げています。後場に入ると8,500円台へ乗せ、14時半以降の時間帯に8,640円をつけました。終値は8,610円、+3.36%で、上場来高値8,780円まであと2%弱です。高値に近い水準で引けた大陽線で、出来高は25日平均の1.25倍でした。日経平均が続落した日に、指数とは逆向きに買われています。6日に公表した9月の既存店売上高は前年同月を大きく上回る伸びで、評価されたと伝わっていました。

ここに注目!:直近1年で20回の上場来高値の更新を重ねてきた常連ですが、最後の更新は5月13日です。そのとき記録した8,780円が、5か月あまり上値の節目として残っています。この銘柄で目を引くのは移動平均線の並びです。一目均衡表は雲の上で三役好転が成立していますが、25日線は7,800円付近とまだ75日線の7,890円付近を下回り、並びはそろっていません。25日線が75日線を上抜けてくれば、上場来高値へ挑む土台がそろいます。勢いの面では、ボリンジャーバンドの±1σ幅が5日前の1.3倍に広がり、終値は+2σと+3σのあいだにあります。ただ帯の中心線の5日前比はわずかな切り上がりにとどまり、価格の上昇に帯の移動がまだ追いついていません。安値は14日の7,640円から本日の8,280円まで水準を上げ、日々の高値の切り上がりと合わせて、上値を少しずつ追う形は崩れていません。23日は8,510円まで上げたあと8,330円まで押し戻されましたが、本日はその高値を上回って高値圏で引け、前日の押し戻しを1日で取り返しました。RSI14は76前後、25日線乖離率は+10%台と過熱の数字は高めですが、崩れの兆しは見えません。

貸借倍率は3倍台、買残は出来高25日平均の0.3日分と、需給は軽い状態です。上場来高値への接近が続くとみられるのは、終値で+2σと5日線を保ち、日々の高値の切り上がりが続く場合です。5日線と本日の安値、23日の終値が並ぶ8,280〜8,330円のゾーンを終値で下回ると、日々の高値を積み上げてきたテンポが崩れます。25日線と75日線が並ぶ7,800〜7,900円のゾーンは、ここ2週間の上げをほぼ失う水準です。

トーカイ(9729)

22日の15時に発表した業績予想の上方修正と増配を受けた上昇が、3営業日目に入りました。今期の営業利益見通しを一転して増益へ引き上げて過去最高益を見込み、期末配当も増やしています。調剤薬局の処方せん単価が計画を上回ったことや、シルバー事業でのレンタル資材の効率的な運用が寄与したとされます。取引時間中の発表だった22日は終盤に買われて+6%台、23日も続伸し、本日は寄り付き後まもない時間帯に2,991円まで上値を伸ばしました。2019年12月11日に記録した上場来高値3,070円まで、ザラ場では3%を切る水準まで迫っています。ただ高値からは売りに押され、終値は2,937円、+1.07%と、長い上ヒゲを残した小陽線でした。出来高は25日平均の2.85倍です。

ここに注目!:2019年12月につけた上場来高値に、6年10か月ぶりの更新をうかがう段階です。更新を重ねてきた常連とは違い、長く止まっていた高値に挑む銘柄で、3,000円の大台と3,070円の手前では戻り売りが出やすいことも想定されます。本日2,991円で押し返されたのも、その表れとみられます。上方修正を受けた上げの速さは、ボリンジャーバンドに表れています。±1σ幅は5日前の2.5倍に広がり、帯の中心線も5日前比で+2%台の切り上がりです。安値は21日の2,624円から、22日の2,628円、23日の2,800円、本日の2,891円と切り上がりが続いています。本日はザラ場で+3σの2,960円付近を上回ったあとに押し戻されましたが、終値は+2σと+3σのあいだを保ちました。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表は三役好転と、上昇の土台もそろっています。RSI14は79前後と過熱の数字は高いものの、帯の切り上がりと安値の切り上げが続いているうちは、それだけで上昇の終わりとは読めません。ただ本日は長い上ヒゲで上値を抑えられ、高値を追う勢いには一服感も出ています。

信用買残は出来高25日平均の0.3日分と軽く、需給の重さは見当たりません。もともと商いの多い銘柄ではなく、売買が細る場面では値動きが振れやすい点には留意が必要です。上場来高値への接近が続くとみられるのは、終値で+2σを保ち、安値の切り上がりが続く場合で、本日押し返された2,991円を終値で上抜ければ、3,070円への接近が本格化したと見ることができます。23日の安値と5日線、一目均衡表の転換線が集まる2,780〜2,800円のゾーンを終値で下回ると、安値の切り上がりが途切れます。25日線と22日の安値が並ぶ2,610〜2,630円のゾーンまで押すようなら、上方修正後の上げはいったん振り出しです。

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