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【ピックアップ!】2026年10月21日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

20日の米国市場は、NYダウが529.85ドル高の52,495.88ドルで+1.02%と大きく反発しました。採用銘柄の3Mが予想を上回る決算で買われ、中東情勢の緊張緩和への期待から原油相場が下げたことも追い風です。一方、S&P500は21.84ポイント高の7,712.57で+0.28%にとどまり、NASDAQ100は39.07ポイント安の29,490.28で-0.13%と小幅に下げました。東京市場は前日までの2日間で1,200円あまり下げた反動もあって買いが先行し、日経平均は810円高の64,885円で始まりました。米時間外取引でスペースXの決算が好感されたことも支えに、上げ幅は一時1,300円を超えて65,404円まで上昇しています。ところが65,000円台では戻り待ちの売りが出て、前場のうちに上げ幅を縮めました。後場は半導体株の一角が伸び悩み、64,558円まで押す場面もありました。終値は545円高の64,621円、+0.85%と3日ぶりの反発です。アドバンテストとソフトバンクグループの2銘柄で約178円を押し上げた一方、KDDIとファーストリテイリングが合わせて約25円を押し下げました。

TOPIXは34.52ポイント高の4,043.73、+0.86%と日経平均並みの上昇でしたが、前日の58.27ポイント安は埋めきれていません。グロース250は20.78ポイント高の766.69、+2.79%と上げ幅が際立ち、前日の下げをほぼ1日で取り戻しました。高値769.45に近い水準で引けており、宇宙関連の新興株に買いが入ったと伝わっています。東証プライムの値上がりは982銘柄と全体の63%を占め、値下がりは521銘柄です。売買代金は6兆9,265億円で、20日の6兆7,992億円から1,200億円あまり増えるにとどまりました。業種別では非鉄金属、銀行業、保険業が上昇率の上位に並び、前日に下落率の首位だった非鉄金属が一転して買われています。下落はパルプ・紙、鉱業と、前日に上位だった小売業です。前日に売られた業種へ資金が戻り、買われた業種が手放される入れ替わりが目立ちました。日経平均が高値から800円近く押して引けたことも合わせると、買い戻しの域を出ない反発だったとみられます。

上場来高値を更新したのは16銘柄で、20日の14銘柄からわずかに増えました。業種で最も多いのはサービス業と小売業の4銘柄ずつです。サービス業はリクルートホールディングス(+0.24%)、ベイカレント(+1.66%)、ノースサンド(+5.73%)、ダスキン(-0.81%)と並び、このうちベイカレントとノースサンドはコンサルティング会社です。小売業の4銘柄は丸千代山岡家(+1.17%)、ブロンコビリー(-1.38%)、SRSホールディングス(-1.90%)、物語コーポレーション(-2.79%)と、すべて外食です。首相が外食産業の需要喚起策に言及したことで19日から買われてきた銘柄群ですが、本日は4銘柄のうち3銘柄が上場来高値をつけながら下げて引けました。ほかに食料品とその他製品が2銘柄ずつで、電気機器の大同信号は+5.20%と上げました。時価総額1兆円を超えるのはリクルートホールディングス、バンダイナムコホールディングス、ベイカレントの3銘柄、1,000億円以上は10銘柄で、このうち下げて引けたのは物語コーポレーションとダスキンの2銘柄でした。指数を押し上げた半導体・AI関連は一覧に1銘柄も入っておらず、半導体株が一覧に顔を出さない状態は19日から3日続いています。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

ノースサンド(446A)

16日から4営業日で3度目の上場来高値の更新です。19日に2,860円の上場来高値をつけたあと、前日は2,720円まで押して下げて引けた株価は、本日は2,943円まで上値を伸ばし、前日の下げを取り戻しました。高値をつけたのは後場が始まった直後の時間帯で、その後13時台に商いを膨らませながら押す場面があったものの、終値は156円高の2,880円、+5.73%です。高値から63円押した陽線で、出来高は25日平均の1.5倍でした。同じコンサルティング系のベイカレントも本日上場来高値を更新しており、グロース250が+2%台と大きく戻した地合いも追い風になったとみられます。直近1年の上場来高値の更新は本日で23回目と、更新を重ねてきた常連です。上場は2025年11月で、まだ1年に満たない銘柄でもあります。

ここに注目!:10月2日に取り上げた際は、10月1日の上場来高値2,473円と当時の+2σが並ぶ2,470〜2,510円のゾーンを、上抜けた水準の支えに変えられるかが試されると書いていました。直近10営業日で確認できる範囲では、14日と15日に終値でこのゾーンを下回っており、支えに変えることはできませんでした。そのうえで、仕切り直しの目安とした10月1日の安値2,287円までは下げず、15日の2,403円を底に、16日に窓を開けて切り返しています。15日以降、安値は2,508円、2,681円、2,720円、2,752円と4営業日続けて切り上がりました。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+5%台の切り上がりと、前回の+4%台から速度を戻しています。移動平均線のパーフェクトオーダーと一目均衡表の三役好転も保たれています。RSI14は70前後、25日線乖離率は+19%台と伸びていますが、終値は+2σの2,890円付近とほぼ同じ位置で、帯の外へ大きく飛び出しているわけではありません。

貸借倍率は35倍台となお買残に偏るものの、買残は出来高25日平均の1日分ほどで、前回の1.6日分から軽くなっています。注意したいのは平均値幅率が5%台にあることで、前日のように上場来高値を更新した翌日に一転して下げる振れの大きさは、この銘柄の前提として見ておく必要があります。上昇が続くとみられるのは、15日からの安値の切り上がりが続き、終値で+2σの近辺を保つ場合です。5日線と前日の安値が並ぶ2,700〜2,720円のゾーンを終値で割り込めば、16日からの上昇はいったん小休止です。16日に開けた窓の下限は2,478円で、そこからさらに25日線と15日の安値が並ぶ2,400〜2,420円のゾーンまで下げる場合は、10月の上昇の前提そのものを見直す水準になります。

バンダイナムコホールディングス(7832)

9日から16日まで5営業日続けて上場来高値を更新したあと、19日と20日の2日を休んで、本日再び更新しました。上値は6,454円で、16日につけた6,437円をわずかに上回っています。前場に6,308円まで売られる場面がありましたが、後場は高値圏でのもみ合いが続き、終値は45円高の6,427円、+0.71%です。下ヒゲを残した小さな陽線でした。前日はその他製品が業種別の上昇率で首位、本日は小売業などの内需株が売られるなかでも値を保っています。出来高は25日平均並みで、商いを膨らませての更新ではありません。直近1年の上場来高値の更新は本日で10回目です。前回取り上げた9日は5,902円での更新でしたから、そこから2週間足らずで1割近く水準を上げたことになります。

ここに注目!:10月9日に取り上げた際は、9月1日の高値と当時の高値が並ぶ5,850〜5,900円の価格帯を商いを伴って終値で上抜けたときに上放れが確定する、と書いていました。株価は13日に終値5,935円でこの価格帯を上抜け、それ以降の終値はすべてその上にあります。それ以上に変わったのはボリンジャーバンドの形です。当時は±1σ幅が5日前と同じで中心線もほとんど動いていませんでしたが、本日は±1σ幅が5日前の1.6倍に広がり、中心線も5日前比で+3%台切り上がっています。横ばいの範囲で上下していた株価が、帯ごと上へ動き始めた形です。終値は+2σの6,380円付近を上回り、RSI14は77前後と、前回の63前後から過熱の度合いを強めました。ただ、14日以降の安値は5,840円、5,975円、6,150円、6,230円、6,249円、6,308円と5営業日続けて切り上がっており、本日の安値は5日線とほぼ同じ水準で下げ止まって切り返しています。崩れの兆しはまだ見えません。

移動平均線のパーフェクトオーダーと一目均衡表の三役好転も保たれ、信用買残は出来高25日平均の0.1日分とごくわずかで、需給の重さは見当たりません。気になるのは、19日と20日の足踏みを経た本日の更新に商いが伴っていない点です。上昇が続くとみられるのは、安値の切り上がりが続き、終値で5日線を保つ場合です。19日の安値と5日線、本日の安値が集まる6,230〜6,310円のゾーンを終値で割り込めば、上昇の速度はいったん落ちます。前回上抜けた5,850〜5,900円の価格帯まで戻すようだと、10月に入っての上放れそのものが取り消しとなります。

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気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

すかいらーくホールディングス(3197)

首相が外食産業の需要喚起策に言及したと伝わった19日に買われ、20日は3,580円の高値引けと上値を伸ばしてきましたが、本日は3,587円まで買われたところで伸び悩みました。19日と20日の2日間で、株価は16日の終値3,442円から4%程度上げていました。安値3,526円をつけたのは大引けにかけての時間帯で、終値は33円安の3,547円、-0.92%です。上ヒゲも下ヒゲも短い小さな陰線でした。本日は小売業が業種別の下落率で上位に入り、上場来高値を更新した外食の4銘柄のうち3銘柄も下げて引けており、同社の下げもこの流れのなかにあります。出来高は25日平均の1.1倍でした。2025年12月2日に記録した上場来高値3,764円まで、終値であと6%です。

ここに注目!:直近1年で6回の上場来高値の更新を重ねた常連ですが、12月2日の更新からは10か月あまり止まっていました。その空白を経て、株価は直近の上昇で上場来高値を再び視野に入れています。勢いの裏付けとして最も分かりやすいのは安値の推移で、8日の3,176円から本日の3,526円まで、8営業日続けて切り上がっています。本日の陰線でもこの流れは途切れていません。一方、ボリンジャーバンドは±1σ幅が5日前の1.6倍に広がったのに対し、中心線の切り上がりはまだ緩やかです。株価の上げに25日線が追いついておらず、終値は+2σとほぼ同じ3,550円付近にあります。RSI14も72前後まで上がりましたが、安値の切り上がりが続いているうちは、過熱の数字だけで崩れの兆しとは言えません。移動平均線はパーフェクトオーダーに並んでいますが、25日線・75日線・200日線は3,190〜3,290円に詰まっており、長い線の上向きはこれから広がっていく段階です。

需給面では、貸借倍率が1倍を割り込み、売残が買残を上回る売り長の形です。買残は出来高25日平均の0.2日分と軽く、上値で買残の重さを気にする状態にはありません。上昇が続くとみられるのは、8日からの安値の切り上がりが保たれ、終値で+1σを上回り続ける場合です。上場来高値に近づくほど戻り売りとの攻防になりやすいだけに、高値更新を試す前に商いが伴ってくるかも見どころです。5日線と前日の安値が並ぶ3,500円付近を終値で割り込むと、19日からの上昇はいったん足踏みです。16日の安値と+1σが重なる3,420円付近まで下げる場合は、外食株が買われる前の水準へ戻ったことになり、直近の上昇は仕切り直しとなります。

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