PR

【ピックアップ!】2026年9月28日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

前週末25日の米国市場は、NYダウが478.64ドル高の51,828.62ドルで+0.93%、S&P500が39.28ポイント高の7,743.41で+0.51%、NASDAQ100が129.27ポイント高の30,608.13で+0.42%と、3指数そろって上昇しました。この流れを受けて東京市場も買いが先行し、日経平均は66,505円で寄り付いたあと67,034円まで上値を伸ばしています。ところが67,000円台に乗せたところで利益確定の売りが膨らみ、後場は下げ幅を広げる一方となりました。終値は486円安の65,877円、-0.73%で、6日ぶりの反落です。終値がそのまま安値で、日中の値幅は1,100円を超えました。前週までの5日間で3,000円近く上げていただけに、節目の67,000円で売りが出やすい状態でした。国内の長期金利が一時3.095%まで上昇し、新発2年物国債の利回りも31年半ぶりの水準へ上がったことで、株式の割高感を警戒した売りが出ています。半導体株の比重が大きい韓国の株価指数が下げたことも重荷となり、イビデン、アドバンテスト、キオクシアホールディングスが指数を押し下げました。

TOPIXも16.59ポイント安の4,112.00、-0.40%と安値引けです。東証プライムでは値下がりが1,039銘柄と全体の66.9%を占め、値上がりは468銘柄にとどまりました。売買代金は8兆2,028億円と、前週末の7兆8,008億円から4,000億円あまり増えています。本日は9月末の権利付き最終日にあたり、業種別で上げたのは保険業や銀行業など33業種中の4業種だけでした。配当利回りの高い金融株に権利取りの買いが入ったとみられ、下げた日にも金融株だけは底堅さを保っています。グロース250は9.08ポイント安の791.47、-1.13%で3日続落となり、新興株は金利上昇の逆風から抜け出せていません。

上場来高値を更新したのは85銘柄と、前週末の82銘柄とほぼ同じ水準でした。そのほぼ半数にあたる42銘柄を銀行業が占め、あいちフィナンシャルグループが+3.63%、CCIグループが+3.50%、三十三フィナンシャルグループが+3.31%と、地方銀行の上げが目立ちます。ただし42行のうち前日比プラスで引けたのは29行で、13行はザラ場で上場来高値をつけたあと値を消しました。時価総額1兆円を超える6銘柄も、かんぽ生命保険を除く5つがめぶきフィナンシャルグループや八十二銀行などの銀行です。一方、前週末まで銀行と並ぶ軸だった半導体商社は様子が違います。トーメンデバイスが-10.53%、レスターが-1.91%、シンデン・ハイテックスが-1.51%、マクニカホールディングスが-1.47%と、上場来高値をつけたあと売りに押されて引けました。そのなかで加賀電子は+3.87%と上げて引けています。金利を追い風にした金融株の買いは続いた一方、半導体関連は朝高のあとの利益確定売りに押され、二つの軸の強弱がはっきり分かれた一日でした。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

HUMAN MADE(456A)

初の旗艦店「HUMAN MADE TOKYO」が26日の土曜に原宿で開業し、週明けの本日は開業後最初の取引でした。株価は寄り付きから買われ、後場に入って一段と上げ足を速めると、14時台に2,000円の大台に乗せ、2,019円まで上値を伸ばしました。6月16日につけた1,821円を約3か月半ぶりに上回り、上場来高値を更新しています。前日比は204円高の+11.57%で、上ヒゲの短い大陽線です。出来高は25日平均の2.8倍に膨らみ、後場の13時半以降に商いが集中しました。9月24日に取り上げた際は、旗艦店の開業を控えて材料の出尽くし感が出るかどうかを見どころに挙げていました。結果は、出尽くし感が出るどころか、開業後最初の取引で上場来高値を更新しています。旗艦店は3フロアで同社として最大規模の店舗です。

ここに注目!: 前回、三役好転で唯一欠けていると書いた転換線と基準線の関係は、本日までに転換線が基準線を上回り、三役好転が成立しました。移動平均線のパーフェクトオーダーとあわせて、上昇の土台はそろっています。前回の継続条件に挙げた安値の切り上がりも続いています。11日の1,336円を起点に、日々の安値は本日の1,746円まで1日も前日を下回っていません。前回示した1,610〜1,670円の支持帯は、試されることなく本日を迎えました。

勢いを測るうえでは、帯の動きが分かりやすい指標です。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+4%台の切り上がりと、前回の+2%台から速度を上げました。±1σ幅は5日前の1.2倍とほぼ横ばいで、帯ごと上へ持ち上がっています。終値は+2σと+3σのあいだにあり、帯の外へ飛び出したのではなく、帯ごと上へ持ち上がりながら上端を歩いています。昨年11月の上場から、上場来高値の更新は17回を数えます。25日線乖離率は24%台、RSI14は72前後と過熱の数字は出ていますが、上ヒゲで押し戻された形も安値の切り下げも無く、崩れの兆しはまだ見えません。需給面では、貸借倍率が前回の5倍台から3倍台へ下がり、信用買残も出来高25日平均の1.4日分と重くありません。

一方で平均値幅率は5%台と高く、本日のように1日で270円あまり動くこともある値動きの荒い銘柄です。上場から日が浅く、上方にはもう戻り売りの出やすい過去の価格帯がありません。終値で+2σと6月の上場来高値1,821円の上を保ち、日々の安値の切り上がりが続いているかぎり、上昇の流れは有効とみられます。5日線と+1σ、25日の安値が集まる1,720〜1,760円のゾーンを終値で割り込めば、旗艦店の開業をはさんだ上げはいったん一服です。25日線と18日の安値が並ぶ1,580円付近まで下げる展開になれば、11日を底にした上昇そのものを見直す必要があります。

加賀電子(8154)

25日の12時半に発表した通期の業績予想の上方修正と増配を手掛かりに、前週末に続いて上場来高値を更新しました。本日は窓を開けて5,500円で寄り付き、その値段が当日の安値となったまま、9時半からの30分で5,800円まで買われています。ただし高値からは売りに押され、終値は210円高の5,630円、+3.87%でした。上ヒゲが実体を上回る陽線で、25日の上昇に比べると上値で売りが出た一日です。出来高は25日平均の3.9倍に膨らみました。今回の増配は中間配当と期末配当の両方に特別配当を上乗せする内容で、本日はその中間配当の権利付き最終日にあたりました。権利取りの買いも加わったとみられます。前週末まで一緒に買われてきた半導体商社の多くが朝高のあと値を消すなかで、上げて引けた点は相対的な強さを示しています。

ここに注目!: 直近1年の上場来高値の更新は本日で40回を数え、更新を続けてきた常連です。25日はおよそ1か月ぶりの更新で、本日の5,800円はその25日の高値5,440円を6%あまり上回っています。勢いを示しているのはボリンジャーバンドの広がり方です。±1σ幅は5日前の1.7倍へ急拡張し、終値は+3σを上回りました。一方で中心線の切り上がりは5日前比でわずかにとどまり、帯の位置そのものはまだ上がりきっていません。2日間の急伸に帯が追いつこうと広がっている最中で、上昇の速度は株価の側に偏っています。

移動平均線はパーフェクトオーダーを保っていますが、一目均衡表は転換線と基準線が同じ値で並び、三役好転はまだ成立していません。RSI14は77前後、25日線乖離率は12%台です。過熱の数字そのものより、本日の上ヒゲのほうに注意が要ります。高値を買った参加者が報われずに引けた形で、翌営業日に5,800円を上回れるかどうかで、この上ヒゲの意味が決まりそうです。信用買残は出来高25日平均の0.6日分と軽く、需給の重しにはなっていません。平均値幅率は2%台で、値動きは比較的落ち着いた銘柄です。

本日開けた窓を埋めずに、終値で+3σ付近を保てているうちは、上方修正を起点にした上昇は勢いを保っているとみられます。窓埋め完了となる下値は5,440円で、25日の上場来高値と同じ値段です。+2σの5,390円付近とあわせた5,390〜5,440円のゾーンを終値で割り込めば、窓を埋めたうえで2日分の上げの多くを失うことになり、勢いはいったん一服です。5日線と一目均衡表の転換線、+1σが集まる5,190〜5,280円のゾーンまで押し戻される展開になれば、上方修正を受けた25日からの上げをほぼ失うことになり、見立てを改める必要があります。

トーメンデバイス(2737)

寄り付き直後に44,200円まで買われ、24日から3営業日連続で上場来高値を更新しました。ところがそこから売りが止まらず、前場のうちに40,000円を割り込み、後場も戻りは鈍いまま39,050円まで下げています。終値は4,600円安の39,100円、-10.53%と、ほぼ安値引けの大陰線です。出来高は25日平均の1.8倍でした。韓国の半導体株安を受けて半導体関連が朝高のあと崩れるなかで、同社も売りに押されたとみられます。直近10営業日で上場来高値の更新は7回を数え、24日と25日の2日間では36,850円から43,700円まで一気に駆け上がっていました。4月下旬に取り上げた際の株価は14,430円で、現在の株価はその2.7倍の水準です。急伸を重ねてきた分、利益確定の売りが出た日の下げ幅も大きくなりました。

ここに注目!: 上場来高値の更新という事実と、終値での押し戻しを分けて見る必要があります。ザラ場の高値は上場来高値でしたが、終値はボリンジャーバンドの+2σを割り込み、+1σとのあいだまで戻されました。上値を買った参加者が報われなかった日で、25日までの上放れの確定は先送りされた状態です。それでも中心線は5日前比で+5%台の切り上がりを続け、±1σ幅も5日前の1.4倍へ広がっています。帯の位置は上がり続けており、上昇そのものが途切れたと判断する段階ではありません。本日の高値44,200円は、戻りの場面でまず意識される上値の水準になります。直近1年の上場来高値の更新は36回に上り、移動平均線のパーフェクトオーダー、一目均衡表の三役好転もそろっています。

気になるのは値動きの荒さです。平均値幅率は7%台に達し、本日も1日で5,000円を超える値幅が出ました。25日線乖離率は13%台、RSI14は60前後と、本日の下げで過熱の数字はかなり冷えています。信用買残は出来高25日平均の0.7日分と軽く、需給面の重しは小さい状態です。

終値は5日線とほぼ同じ値段で、ここを保てるかがまず見どころです。5日線に一目均衡表の転換線、+1σ、24日の窓の上限が集まる37,800〜39,100円のゾーンが最初の支持帯で、ここで下げ止まれば、上昇の途中の押しとして読めます。終値で+2σの41,200円付近を取り戻せば、本日の下げは一日の振れで終わったとみられます。支持帯を割り込むと、窓埋め完了となる下値36,850円へ向かう展開が意識されます。17日と18日の安値、25日線が並ぶ34,400〜35,250円のゾーンまで下げる場合は、9月の急伸そのものを見直す必要があります。

信用取引は格安手数料の楽天証券
松井証券の魅力、まずはお試しください。

日々のリスト更新の励みになります!応援ポチッとお願いします

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

日清紡ホールディングス(3105)

指数が下げた本日も、2,640円まで上値を伸ばして上場来高値2,694円まで2%程度の水準へ迫りました。前場の高値2,638円を後場の13時台にわずかに上回ったあと、14時半からは売りに押され、終値は47円高の2,606円、+1.84%です。上ヒゲが実体の2倍を超える小さな陽線で、節目の手前で売りが出た形でした。出来高は25日平均の1.7倍で、TOPIXが-0.40%と下げたなかでの逆行高です。24日には、子会社の日清紡マイクロデバイスとマイクロ波化学が、マイクロ波の発生源となるマグネトロンの大出力化へ向けた戦略的提携を発表しており、25日には三井住友DSアセットマネジメントの保有割合が5%を超えたことも明らかになりました。本日の値動きは、こうした材料が続いたあとの上げの延長線上にあります。

ここに注目!: 6月30日に取り上げた際は、5日線と+1σ、窓の下限が集まる2,440〜2,460円を下値の支持帯とし、本格的な調整に入った場合の下値メドを25日線の2,300円付近としていました。直近10営業日で見ると、9月11日には2,144円まで下げており、どちらの水準もいったん下回っています。そこからの切り返しが今回の上昇で、11日の2,144円を起点に、日々の安値は本日の2,580.5円まで1日も前日を下回っていません。

勢いの面では、ボリンジャーバンドの±1σ幅が5日前の1.3倍へ広がり、中心線も5日前比で1%台の切り上がりです。終値は+2σと+3σのあいだにあります。一目均衡表は三役好転が成立していますが、移動平均線の並びは整っていません。6月の時点で水平だと書いた25日線は、なお75日線をわずかに下回っています。25日線が75日線を上抜けてくれば、上昇の土台がそろい、腰の据わった上昇への移行が期待できます。直近1年で12回の上場来高値の更新を重ねてきた常連で、最後の更新は6月30日です。そのとき記録した2,694円は、本日のボリンジャーバンドの+3σとほぼ同じ位置にあります。

RSI14は71前後、25日線乖離率は14%台と数字は高めですが、安値の切り上がりが途切れていないうちは崩れの兆しとは言えません。信用買残は出来高25日平均の0.4日分と軽く、貸借倍率は4倍台です。日々の安値の切り上がりが続き、終値で+2σを保てているかぎり、上場来高値へ向かう流れは有効とみられます。+2σと5日線、25日の安値が集まる2,500〜2,550円のゾーンを終値で割り込めば、11日からの上昇はいったん一服です。一目均衡表の転換線と雲の上端、+1σが並ぶ2,380〜2,420円のゾーンまで下げる展開になれば、11日を底にした切り返しそのものを見直す必要があります。

新報国マテリアル(5542)

出来高が25日平均の7.7倍に膨らみ、1,421円まで買われて2017年11月につけた上場来高値1,494円へ5%程度まで迫りました。前日比は236円高の+21.05%です。寄り付きから買いが続き、前場のうちに18日の高値1,270円を上回ると、後場の14時半以降に上げ幅を広げました。上ヒゲの短い大陽線で、引けにかけてやや押したものの高値圏で取引を終えています。同社は9月17日、米国の半導体関連の国際会議で、磁場の影響を受けにくい低熱膨張材料の研究成果を発表したと伝わり、この日はストップ高で引けました。その後の24日と25日には1,091円まで下げる場面もありましたが、本日は新規の材料が出ないなかで再び大きく買われ、17日からの上昇の続きとなっています。時価総額90億円ほどの小型株で、商いの増減が値動きにそのまま出やすい銘柄です。

ここに注目!: 直近1年に上場来高値の更新は1回もなく、1,494円は8年10か月前の高値です。今回の上昇は、長く届かなかった水準がようやく視界に入ってきた段階で、更新を続ける実績はまだありません。勢いの大きさはボリンジャーバンドに表れています。±1σ幅は5日前の3.7倍へ急拡張し、中心線も5日前比で+4%台の切り上がりです。終値は+3σを上回り、帯の外で引けました。18日の高値1,270円を終値で上回ったことで、9月17日から続く上昇は24日と25日の押しを挟んで次の段階に入っています。日々の安値は25日に1,091円といったん下げた以外、16日から本日まで切り上がっています。

一方で25日線乖離率は37%台、RSI14は77前後と、短期間の急伸を映した数字です。25日線は現在値より27%も下にあり、そこまで下げることは押しではなく上昇の流れそのものの調整を意味します。平均値幅率は5%台と高く、板の薄い小型株だけに、大商いの翌日に値幅が大きく振れる可能性には注意が要ります。信用買残は出来高25日平均の2.7日分です。移動平均線はパーフェクトオーダーですが、一目均衡表は転換線と基準線が同じ値で並び、三役好転はまだ成立していません。

終値で18日の高値1,270円を保ち、日々の安値の切り上がりが続いているうちは、上場来高値へ向かう流れは生きているとみられます。5日線と+2σが集まる1,200〜1,225円のゾーンを終値で割り込めば、本日の上げはいったん一服です。25日の安値1,091円と+1σが並ぶ1,090〜1,110円のゾーンを割り込む展開になれば、24日からの押しの安値を下回ることになり、17日からの上昇そのものを見直す必要があります。

個別投資をプロに任せる!投資信託で資産形成 ひふみ投信【PR】
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢 安心の三井物産グループ運営【PR】

タイトルとURLをコピーしました