当ブログの上場来高値観測データベース(上場来高値DB)をもとに、毎月どの銘柄が上場来高値(ATH)を更新したかを定点観測する月次シリーズのまとめページです。各号は独立した記事として積み上げており、このページから最新号・過去号にアクセスできます。数値はいずれも観測時点のもので、各号の「更新後の値動き」はその月の最終営業日の終値で締めています(記事を書いた日で数字がぶれないよう、各号を対象月の中で完結させる方針です/実現リターンではありません)。
【画像】アイキャッチ:月次シリーズのバナー(日別の上場来高値更新件数×日経平均のイメージ)
最新号
【2026年7月号】7月に上場来高値を更新した242銘柄をデータで振り返る
2026年7月は上場来高値の更新が延べ926件(ユニーク242銘柄)。特徴は、日経平均が月間 −8.1% と下げた月なのに、高値更新は前月(845件)より増えたことです。理由は牽引セクターの交代で、前月に突出していた電気機器が166件→24件へ減る一方、銀行業が90件→308件と急増し、1セクターで月間の更新の3分の1を占めました。いっぽうで、指数が天井を打った7月1日に高値を更新した電気機器の大型株は月末までに3〜5割のマイナスに沈み、更新した242銘柄の53.7%が月末には更新日の終値を下回っていました。「更新件数が増えている=相場が強い」とは限らないことを示した月です。
バックナンバー一覧
※ 月次レビューは毎月、当DBの月末リフレッシュ後に更新しています。過去号の数値はその号の観測日時点のもので、後から遡って書き換えることはしません。
この月次レビューで見ていること(毎月共通の視点)
単発の「今日◯◯が上場来高値を更新」は、それだけでは相場の全体像になりません。当シリーズは毎月、次の4つの切り口で上場来高値の更新を束ね直します。
- 地合いの体温計:1日あたりの上場来高値の更新件数の増減で、その月の相場の強弱を測ります。件数が膨らむ日は物色が広く、しぼむ日は細っています。読み方は 上場来高値を毎日チェックする意味・相場の強弱を判断する方法 にまとめています。
- セクターの偏り:どの業種から高値更新が出ているかで、その月のテーマを読みます。半導体・AI関連(電気機器)が牽引しているのか、内需・金融まで広がっているのかで相場の質が変わります。
- 「間近→上場来高値」の昇格:当ブログは高値の一歩手前で張り付いた「間近」銘柄も観測しており、そこから上場来高値へ昇格した数・日数を毎月記録します。観測開始からの通期の昇格率は69%台(観測期間で変動)で、検証は 上場来高値”間近”リストは本当に更新するのか にまとめています。
- 出来高・規模で目立った更新:出来高25日平均比や時価総額の大きい更新を記録します。出来高を伴うかは、ブレイクが本物かダマシかを見分ける核心です(株の出来高の読み方)。
⚠ 各号の観測記録は「その号の対象月にどんな上場来高値更新があったか」という事実の記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
自分で上場来高値を追うには
最新の更新銘柄は 上場来高値DB の「一覧タブ」で、出来高比・ベース乖離・PER/PBRなど多軸で絞り込めます。スクリーニングの手順は 上場来高値スクリーニング方法 にまとめました。新高値投資をこれから始める方は、まず 新高値投資とは?初心者向け入門 と 新高値投資の5ステップロードマップ で全体像を、証券会社・ツール選びは 新高値投資におすすめの証券会社 を参考にしてください。
あわせて読みたいデータ検証シリーズ:
- 上場来高値”間近”リストは本当に更新するのか(昇格率の検証)
- 年間上場来高値ベストパフォーマンス銘柄分析(年間の大化け)
- 利確タイミングはいつ?(過熱ラインの目安)
本記事は当ブログの観測データにもとづく情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。株価データは外部サービスから取得した公開データを用いています。

