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【ピックアップ!】2026年9月17日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

前日の米国市場では、日本時間17日午前3時に結果が出た米連邦公開市場委員会(FOMC)で約3年ぶりの利上げが全会一致で決まり、年内の追加利上げを見込む委員が多数派となりました。NYダウは631.21ドル安の51,461.90ドルで-1.21%と大きく下げ、S&P500も33.92ポイント安の7,551.81で-0.45%です。一方、NASDAQ100は7.22ポイント高の28,945.06で+0.02%と、ハイテク株は下げ渋りました。

東京市場は、日経平均が前日終値を720円上回る64,643円で始まり、この始値がそのまま当日の高値となりました。その後はAI・半導体関連株に利益確定売りが出て63,824円まで下げ、終値は213円高の64,136円、+0.33%の続伸です。指数への寄与では、アドバンテスト1銘柄で約111円押し下げた一方、ファーストリテイリングとソフトバンクグループの2銘柄で約105円押し上げました。

TOPIXは32.47ポイント高の4,094.19、+0.80%と、上昇率で日経平均を上回りました。東証プライムの値上がりは1,289銘柄と全体の8割を超え、値下がりは235銘柄にとどまります。売買代金は7兆1,538億円と、前日から4,400億円あまり増えました。円相場が一時1ドル=156円台まで下落して輸出関連株が見直されたほか、日銀が17日から18日の金融政策決定会合で利上げを決めるとの見方から、利ざやの改善が期待される銀行や保険の株が買われています。業種別では海運業、その他製品、医薬品が上げ、鉱業、非鉄金属、証券・商品先物取引業が下げました。グロース250は18.05ポイント高の789.35、+2.34%と大きく反発し、高値に近い水準で引けています。FOMCを通過した安心感から、手控えられていた買いが入ったとみられます。日経平均の上げ幅は小さくとも、半導体の主力株を除けば、大型株から新興株まで幅広く買われた一日でした。

上場来高値を更新した銘柄は65と、前日の44からさらに増えました。最多は銀行業の24銘柄で、群馬銀行、百五銀行、九州フィナンシャルグループ、あいちフィナンシャルグループ、南都銀行などが並びます。ただ前日比プラスで引けたのは14行で、大垣共立銀行、名古屋銀行、北日本銀行など8行は上場来高値をつけながらマイナスで引けました。次に多いのは卸売業の16銘柄で、伊藤忠商事、稲畑産業、山善、カメイといった商社のほか、マクニカホールディングスやサンワテクノスも含まれます。情報・通信業は網屋、グローバルセキュリティエキスパート、沖縄セルラー電話など5銘柄です。時価総額1兆円を超えたのは伊藤忠商事、日本郵船、かんぽ生命保険、群馬銀行の4銘柄で、残りは中小型が中心でした。上昇率の上位にはBUFFALOの+7.98%、PRONIの+7.38%、今村証券の+6.78%が並びます。前日比マイナスで引けた9銘柄のうち、銀行以外は住友ベークライトだけでした。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

BUFFALO(6676)

今週に入って3度目の上場来高値更新で、本日は3,450円の高値引けとなりました。パソコン周辺機器を手掛ける同社について、東海東京インテリジェンス・ラボが16日付で投資判断を3段階の最上位にあたるアウトパフォームへ引き上げたと伝わりました。パソコン周辺機器の値上げの効果が想定を上回り、空気清浄機の国内独占販売が終わったことによる減益の幅を圧縮できている点を評価した内容です。同社は11日の取引終了後に今期の業績予想を上方修正していました。本日は後場に入って一段高となり、前日比255円高、+7.98%で引けています。平均値幅率の3倍近い上げ幅で、出来高は25日平均の3.30倍でした。

ここに注目!: 直近1年の上場来高値更新は5回で、うち3回が14日からの4営業日に集まっています。更新を重ねてきた常連というより、上方修正をきっかけに上値を追い始めたばかりの段階です。勢いの数字はチャート上でそろっています。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+2%台の切り上がり、±1σ幅は5日前の1.2倍です。終値は+3σの3,460円付近に迫り、+2σより上を歩いています。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立しており、上昇の土台も整っています。RSI14は75超、25日線乖離率は+13%台と過熱の数字が出ていますが、上ヒゲの無い高値引けで、崩れの兆しはまだ見えません。需給では、貸借倍率が1倍を割り込み、売残が買残を上回る売り長の形です。信用買残は出来高25日平均の1.1日分と軽く、売り方の買い戻しが上値を追う動きを後押しする可能性もあります。

今週の上昇は、11日の上方修正、週明けの上場来高値更新、16日付の格上げと、材料が段階を踏んで重なってきたものです。その分、株価は5日線から+8%台離れました。平均値幅率は2%台と日々の値幅はもともと大きくない銘柄で、材料が一巡したあとに5日線へ引き寄せられる動きが出るかどうかも見どころです。

上昇が続くと見るうえでの目安は、終値で+2σの3,320円付近を保ち、帯の中心線の切り上がりが続くかどうかです。下値では、前日につけた上場来高値3,240円から5日線、一目均衡表の転換線、+1σが集まる3,180〜3,240円のゾーンが最初の支持帯になります。このゾーンを終値で割り込むと、今週の急伸はいったん仕切り直しです。さらに11日の安値2,961円と25日線が集まる2,960〜3,040円のゾーンまで下げる場合は、上方修正を受けた上昇そのものを見直す水準になります。

住友ベークライト(4203)

前日に7,961円の高値引けとなったあと、本日は8,000円台に乗せて始まり、6月19日以来となる上場来高値の更新で8,094円まで上値を伸ばしましたが、その後は売りに押されました。終値は217円安の7,744円、-2.73%で、高値から350円押して引けた大陰線です。6月19日につけた上場来高値も、終値では下回っています。半導体の封止材を手掛ける同社は、8日に開いた事業説明会でAIデータセンター向けなどの需要拡大に自信を示したことが評価され、9日に+11%台の急伸となっていました。その後は米系証券による目標株価の引き上げも伝わりました。本日はAI・半導体関連の主力株に利益確定売りが出た日でもありました。出来高は25日平均の1.79倍です。

ここに注目!: 直近1年で22回の上場来高値更新を重ねてきた常連で、3か月ぶりに記録を塗り替えました。ただ本日の終値は+1σの7,760円付近と5日線をわずかに下回り、帯の内側へ戻っています。ザラ場では帯の外へ出たものの、上放れを終値で確定できていない状態です。ボリンジャーバンドの中心線は5日前からほとんど動いておらず、±1σ幅も5日前とほぼ同じです。本日の高値は帯の外への一時的な飛び出しで、価格帯そのものはまだ切り上がっていません。それでも、10日以降の日々の安値は10日の7,364円を下回っておらず、押しても下値は保たれています。平均値幅率は4%台と大型株としては日々の振れが大きく、本日の高値からの押しも普段の1日の値幅をわずかに上回る程度です。一方で移動平均線はパーフェクトオーダーを保ち、株価は一目均衡表の雲の上にあります。RSI14は56前後、25日線乖離率は+3%台と、過熱の数字は落ち着いています。貸借倍率は10倍台と買残に偏りますが、信用買残は出来高25日平均の0.3日分と軽く、滞留した買いが上値を重くしている状態ではありません。

上放れが確定したと読めるのは、終値で+1σと5日線が重なる7,760〜7,780円付近を取り戻し、さらに本日の高値8,094円を終値で上抜けたときです。下値では、25日線、一目均衡表の転換線と基準線、10日と14日の安値が集まる7,360〜7,500円のゾーンが支持帯になります。このゾーンを終値で割り込むと、事業説明会を受けた上昇はいったん仕切り直しです。さらに急伸前の8日の安値6,900円付近まで下げる場合は、雲の上端とも重なる水準で、上昇基調そのものを見直す場面になります。

CCIグループ(7381)

15日から3営業日連続で上場来高値を更新しましたが、本日は上げ幅の大半を吐き出して引けました。北國銀行を傘下に持つ同社は、前場のうちに1,378円まで買われています。日銀が17日から18日の金融政策決定会合で利上げを決めるとの見方から、銀行株に買いが入った日でした。後場に入ると売りに押され、14時台には商いを伴って水準を切り下げています。終値は31円高の1,332円、+2.38%で、始値とほぼ同じ値段で引けた長い上ヒゲの足です。出来高は25日平均の1.82倍でした。本日上場来高値を更新した24行のうち8行は前日比マイナスで引けており、ザラ場の高値から押し戻される動きは銀行株に広く見られました。そのなかで同社は、プラス圏を保って引けています。

ここに注目!: 直近1年で42回の上場来高値更新を重ねてきた常連です。9月8日に1,262円の安値引けとなり、9日と10日の安値1,242円を底に切り返しました。本日の終値は+1σと+2σのあいだに戻りましたが、勢いは残っています。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+1%台の切り上がりを続け、出来高も25日平均を上回っているためです。±1σ幅は5日前とほぼ同じで、値動きの幅が膨らんでいるわけではありません。5日線からの乖離も+2%台と小さく、ここまでの戻りは急角度の上昇ではありませんでした。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立しており、上昇の土台は崩れていません。貸借倍率は5倍台と買残に偏りますが、信用買残は出来高25日平均の1.2日分にとどまります。平均値幅率は3%台で、本日の値幅58円はその1.4倍ほどと、普段より振れの大きい一日でした。

本日の高値1,378円は、次に上値を試す場面での節目として残ります。上昇が続くと見るうえでの目安は、5日線、+1σ、一目均衡表の転換線と基準線、15日の安値が集まる1,285〜1,310円のゾーンを終値で保ち、帯の中心線の切り上がりが続くかどうかです。そのうえで終値で1,378円を上抜ければ、本日先送りされた更新の確定となります。反対に、このゾーンを終値で割り込むと直近の戻りはいったん仕切り直しとなり、9日と10日の安値1,242円を下回る場合は、25日線も割り込んで上昇の流れそのものを見直す場面です。

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気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

日本空調サービス(4658)

普段の4倍を超える商いを伴って、3月3日につけた上場来高値1,735円へ3%台まで迫りました。空調を中心とした建物設備のメンテナンスを手掛ける同社は、本日1,675円まで上値を伸ばし、そのまま高値引けとなっています。前日比は100円高、+6.35%です。商いが最も膨らんだのは寄り付きからの30分で、その後も前場から後場にかけて水準を切り上げ、高値をつけたのは14時台でした。後場も売りに押される場面は小さく、上値を追う流れは引けまで続いています。平均値幅率は2%台と普段は値動きの穏やかな銘柄で、本日の上げ幅はその3倍を超えます。11日の安値1,506円から4日続伸となり、この間に1割あまり上げました。

ここに注目!: 同社が最後に上場来高値を更新したのは3月3日です。直近1年で20回の更新を重ねてきた常連ですが、それから6か月半、更新が止まっています。チャート上の勢いを見ると、急伸したのは株価のほうで、帯そのものはまだ動いていません。ボリンジャーバンドの中心線は5日前からほとんど変わらず、±1σ幅だけが5日前の1.5倍あまりへ広がりました。終値は+3σの1,650円付近を上回っています。横ばいの帯から株価だけが外へ飛び出したことで、帯の幅が後から広がった形です。この状態が勢いに変わるには、株価が帯の外にとどまるあいだに中心線そのものが持ち上がってくる必要があります。25日線乖離率は+7%台、RSI14は68前後と数字は高めですが、高値引けで引けており、崩れの兆しは見えません。

上昇の土台はこれから整う段階です。移動平均線は25日線がなお75日線をわずかに下回る混在の並びで、一目均衡表も転換線と基準線が並んだままで三役好転はそろっていません。需給では貸借倍率が1倍を割り込み、売残が買残を上回る売り長の形で、信用買残は出来高25日平均の0.4日分と軽い水準です。

上場来高値へ向かう流れが続くかは、終値で+2σの1,620円付近を保ったまま、帯の中心線が切り上がりに転じるかどうかで確かめられます。25日線が75日線を上抜けてくれば、並びの面でも上昇の形が整います。下値では、前日の高値1,590円、+1σ、一目均衡表の転換線と基準線、5日線、75日線、雲の上端が集まる1,565〜1,595円のゾーンが支持帯です。このゾーンを終値で割り込むと急伸前の価格帯へ戻ることになり、さらに10日と11日の安値が並ぶ1,506〜1,518円のゾーンを下回る場合は、上昇基調そのものを見直す場面です。

ダイハツインフィニアース(6023)

9月8日につけた3,390円と同じ値段で、本日も上値が止まりました。船のディーゼルエンジンを主力とする同社は、前日比150円高の3,345円、+4.69%で引けています。高値をつけたのは後場寄りの時間帯で、その後は伸び悩みました。8日は3,390円まで買われたあと3,280円の安値引けとなり、11日には3,010円まで押しています。そこから切り返し、本日は8日の高値の水準まで戻してきた形です。8日の高値は、4日から7日にかけて3,045円から3,370円まで駆け上がった直後につけたものです。同社は7月31日に今期の業績予想の上方修正と増配を発表しています。出来高は25日平均の1.59倍でした。

ここに注目!: 5月8日に取り上げたときは、3,395円で引け、昨年10月27日の上場来高値3,525円に迫っていました。4か月あまりを経た本日の終値も当時と近い水準で、上場来高値までは5%台の距離です。当時は25日線乖離率が+36%台に達していましたが、本日は+7%台と、過熱の数字はすっかり落ち着いています。

勢いは穏やかながら上向きです。ボリンジャーバンドの中心線は5日前比で+1%台の切り上がり、±1σ幅は5日前とほぼ同じで、終値は+1σと+2σのあいだにあります。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立しており、上昇の土台は整っています。RSI14は62前後です。平均値幅率は3%台で、1日に130円前後動くのが普段の値幅です。8日の高値から11日の安値まで380円押したのも、この値幅の3日分に届かない下げでした。需給では、貸借倍率が当時の12倍台から39倍台へ高まり、買残への偏りが強まりました。信用買残は出来高25日平均の2.9日分です。なお上場来高値の3,525円は、ボリンジャーバンドの+3σの3,500円付近とほぼ重なる位置にあります。

上場来高値へ向かう流れが続くかは、8日と本日の2度にわたって上値を抑えた3,390円を、終値で上抜けられるかどうかがまず試されます。帯の中心線の切り上がりが続いていれば、その条件が整いつつあると見られます。下値では、5日線、+1σ、一目均衡表の転換線が集まる3,200〜3,235円のゾーンが最初の支持帯です。このゾーンを終値で割り込むと11日からの戻りはいったん仕切り直しとなり、11日の安値3,010円を下回る場合は、上昇基調そのものを見直す場面です。

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