PR

【ピックアップ!】2026年8月3日の気になった銘柄

ピックアップ銘柄

本日の相場概況

本日の上場来高値更新銘柄数は23銘柄でした。
前週末の米国市場は3指数がそろって上昇しました。NYダウは+0.53%の52,485.03ドル、S&P500は+0.70%の7,489.72、NASDAQ100も+0.60%の28,274.20と、7月末を静かなプラスで終えています。ところが週明けの東京市場は、この流れを引き継げませんでした。朝方に日米両政府が協調して円買い介入に動いたことが伝わり、ドル円は一時155円台まで急伸。輸出関連を中心に売りが広がり、日経平均は63,834円と前週末終値を下回って始まりました。前場には62,703円まで売られ、下げ幅は一時1,600円を超えています。終値は607円安の63,754円。安値からは1,000円ほど戻しました。

中身も指数の方向とおおむね一致しています。TOPIXは43.27ポイント安の3,960.03と、前週末に回復したばかりの4,000ポイント台を再び割り込みました。東証プライムの値下がりは1,060銘柄で全体の68.0%を占め、値上がりは464銘柄です。31日は指数の大幅高に対して値下がりが6割近くを占める食い違いがありましたが、本日は指数も中身も下向きでそろいました。一方でグロース250だけは1.68ポイント高の687.65と小幅ながら続伸しており、中小型のグロース株には資金が残っています。

注目したいのは売買代金です。11兆7,886億円と、31日の10兆1,069億円から1兆6,000億円以上増えました。指数が下げて値下がり銘柄が7割近くを占めるなかで商いが膨らむのは、様子見が広がった相場の姿ではありません。決算発表が集中する時期に入り、個別の材料に反応した売買が活発だったと見るのが自然でしょう。

その活発さは、上場来高値を更新した23銘柄の顔ぶれに表れています。最多は卸売業の7銘柄で、トーメンデバイスが+23.64%、高速が+14.61%、三洋貿易が+13.87%、たけびしが+12.92%と二桁の上昇が並びました。電子部品・半導体商社が中心という構図は31日から変わっていません。次いで小売業が5銘柄で、スクロール、SRSホールディングス、ブックオフグループホールディングス、ギフトホールディングス、ありがとうサービスと外食・小売が名を連ねます。化学のリケンテクノスは+18.28%、機械はイワキポンプとアネスト岩田、情報・通信業は沖縄セルラー電話とJBCCホールディングスの各2銘柄でした。時価総額は6,964億円のセイコーグループが最大で、3,708億円の沖縄セルラー電話、2,301億円のタムロンが続きます。

指数を押し下げた大型株と、高値を更新した中小型株は、本日もまったく別の層でした。決算という個別の手掛かりを持つ銘柄が買われ、それ以外は指数とともに売られる。7月下旬から続く選別の色は、週明けも濃いままです。

気になる上場来高値更新銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

三洋貿易(3176)

前場は前週末終値と同じ865円を高値に、843円まで水準を切り下げる静かな展開でした。空気が変わったのは後場です。80周年を記念した増配、自己株式の取得、株主優待制度の新設という株主還元策が伝わると買いが集中し、999円まで一気に駆け上がって985円で引けました。出来高は25日平均の6.63倍と、普段の商いをまるごと塗り替える規模です。上場来高値の更新は2月2日以来で、この1年では2回目にとどまります。更新を積み重ねてきた常連ではなく、半年ぶりに上値の壁を抜けた側の銘柄です。

ここに注目!:ボリンジャーバンドは+3σの950円台後半を終値で上回り、帯の外へ飛び出しました。帯そのものも5日前比で+2%台の切り上がり、±1σ幅は1.6倍へ拡張しています。価格が跳ねただけでなく、価格帯ごと持ち上がった点が今回の動きの芯です。RSI14は84前後、25日線乖離率も+18%台と数字は張り詰めていますが、新規材料をきっかけにした初動である以上、この水準だけで腰折れを見込む段階ではありません。むしろ課題は土台側に残ります。移動平均線の並びは混在で、75日線がなお200日線をわずかに下回っており、長期のトレンド転換は確認しきれていません。上昇が続くかどうかは、三役好転が崩れないことと、終値で870〜890円のゾーン、+1σと5日線が重なる価格帯を保てるかで測れます。信用買残は出来高25日平均の3.5日分あり、上値では戻り待ちの売りも出やすい状態です。急騰前の865円付近を終値で割り込むようだと、還元策への反応は一巡したと見る場面になります。

スクロール(8005)

前週末の取引終了後に、通期業績予想の上方修正と自己株式の取得を発表しました。週明けの寄り付きは1,843円。前日高値との間に4%の窓を開けての船出です。そのまま1,849円まで買われて上場来高値を更新しましたが、買いが続いたのはここまででした。後場は1,800円台前半でのもみ合いに終始し、寄り付き直後の高値を上回れないまま、小幅に値を消して1,814円で取引を終えています。それでも窓を埋めずに一日を終えた点は評価できます。出来高は25日平均の3.55倍。上場来高値の更新は5月11日以来、およそ3カ月ぶりです。

ここに注目!: 移動平均線はパーフェクトオーダーを保ち、一目均衡表も三役好転が成立しています。土台の形は整っています。もっとも、25日線乖離率は+6%台にとどまり、帯の位置も5日前比で+1%台の切り上がり、±1σ幅は横ばいです。平均値幅率も2%を下回っており、日々の値動きは落ち着いています。急騰というより、上方修正を受けて価格帯そのものを一段引き上げた動きと読むのが自然でしょう。上昇の速度が一定である以上、この並びと三役好転が維持されているあいだは基調が有効で、終値で+1σの1,750円付近を保てているかが日々の確認点になります。下値では1,700〜1,720円のゾーンに本日の窓の下限と25日線が重なります。ここまで戻せば窓埋めは完了となり、終値で明確に割り込む展開になれば、上方修正への反応はいったん帳消しと見る場面です。

セイコーグループ(8050)

7月29日には一時6,740円まで叩き売られた銘柄です。そこからわずか4営業日のうちに、本日は8,670円まで買われました。始値7,990円がそのまま当日安値となり、寄り付きから終始買い優勢のまま8,520円で引けています。上昇率は+7.30%。目立った新規材料は見当たりませんが、出来高は25日平均の2倍に膨らみました。上場来高値の更新は6月30日以来、およそ1カ月ぶりです。この1年では32回を数える常連で、更新を続けてこられた実績のある銘柄でもあります。

ここに注目!: まず平均値幅率が5%を超えている点は押さえておきたいところです。14日平均で1日に500円近く動く計算で、値幅の荒さは高値圏でも変わりません。そのうえでテクニカルを見ると、目を引くのは移動平均線の並びが混在のままだという事実です。株価は8,500円台まで買われたのに、5日線は7,600円台で25日線をまだ下回っています。7月29日の急落で開いた傷が、線の並びには残ったままです。ボリンジャーバンドも±1σ幅は1.3倍へ拡張した一方、帯の位置は5日前比でほぼ横ばい。株価だけが先行して帯の上へ出た形で、価格帯そのものの切り上がりはこれからという段階です。したがって継続の確認点は、5日線が25日線を上抜けてくるかどうか。これが実現すれば、腰の据わった上昇への移行が期待できます。信用買残は出来高25日平均の0.3日分と極めて軽く、貸借倍率も1倍台にとどまり、上値に戻り待ちの売りが積み上がっている状態ではありません。終値で+1σの8,000円付近を割り込むようなら、今回の切り返しは仕切り直しとなります。

信用取引は格安手数料の楽天証券
松井証券の魅力、まずはお試しください。

日々のリスト更新の励みになります!応援ポチッとお願いします

気になる上場来高値間近銘柄

今日のリストから、個人的に気になった銘柄をピックアップしました。
※あくまで個人の所感です。売買を推奨するものではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

やまびこ(6250)

昼休みをまたいで動きました。正午に、欧州の連結子会社がフランスの販売代理店を子会社化すると発表しています。前場は3,925円が高値でしたが、後場に入ると3,975円まで買われ、3,950円で取引を終えました。出来高は25日平均の1.80倍。7月下旬は3,935円、3,940円、3,925円と3,900円台前半で頭を抑えられる日が続いていましたが、本日はその水準を終値で上抜けています。上場来高値4,155円までは、5%程度の距離まで詰めてきました。

ここに注目!: 移動平均線はパーフェクトオーダーを保っています。ただしボリンジャーバンドの±1σ幅は横ばい、帯の位置も5日前比でほぼ動かず、25日線は3,820円付近でほぼ水平です。7月の値動きはトレンドというよりレンジで、本日の上抜けはその上限を破りにいった初日にあたります。RSI14は59前後、25日線乖離率も+3%台と、数字にはまだ余裕があります。勢いの裏付けとして評価できるのは、出来高が25日平均の1.8倍に増えたことと、上限の突破を終値で確定させたことの2点で、これが翌日以降も保たれるかどうかが最初の関門になります。継続を測る観測点は、パーフェクトオーダーの維持と、終値で5日線の3,850円付近および+1σの3,890円付近を保てるかどうかです。帯の位置が切り上がりに転じてくれば、レンジからの離脱はより確かなものになります。下値では3,800円付近に25日線と雲の上端が重なり、その下の3,710〜3,730円は7月末に二度下げ止まった水準です。ここを終値で割り込むと、本日の上抜けは失敗だったことになります。信用買残は出来高25日平均の1日分程度と軽い状態です。

ソーダニッカ(8158)

出来高は25日平均の7.36倍に達しました。前場は1,212円を高値とする静かな値動きでしたが、午後2時20分に第1四半期決算が発表されると一変します。大幅な経常増益が伝わると買いが殺到し、1,300円まで一気に駆け上がりました。上場来高値とちょうど同じ水準です。ただし引けにかけては押し戻され、終値は1,218円。上ヒゲが実体の何倍にも伸びた形で、決算に飛びついた短期資金の利益確定が同じ日のうちに出たことを示しています。この1年、上場来高値の更新はありません。1,300円という水準に価格が並んだこと自体が、1年以上ぶりの出来事です。

ここに注目!: 終値では上場来高値まで6%台を残しました。ザラ場で一度は並んだ水準へ戻れるかどうかが、この先の焦点になります。土台そのものは整っています。移動平均線はパーフェクトオーダー、一目均衡表も三役好転が成立し、帯の位置は5日前比で+1%台の切り上がりです。25日線乖離率は+4%台で、決算に反応して跳ねた割に過熱していません。終値がボリンジャーバンドの+2σ、1,220円付近をかろうじて上回って引けた点も、押し戻されながら形は保ったと読めます。継続の観測点は、パーフェクトオーダーと三役好転が崩れないこと、そして終値で+1σと5日線が重なる1,190円付近を維持できるかどうかです。一方で本日の1,300円は、大商いを伴って跳ね返された実績のある水準として、当面は上値の抵抗になります。下値では1,160円付近に25日線と7月末に二度つけた安値が重なっており、ここを終値で割り込む場合は、決算をきっかけとした上昇の前提が崩れたことになります。信用買残は出来高25日平均の1日分程度で、需給面の重さはありません。

個別投資をプロに任せる!投資信託で資産形成 ひふみ投信【PR】
預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢 安心の三井物産グループ運営【PR】

タイトルとURLをコピーしました